写真①:江戸風味の冷やしそばを味わう人たち(手前)とそばを求める行列(奥)
=2012年8月25日午前11時45分、福津市津屋崎3丁目の福津市まちおこしセンター「津屋崎千軒なごみ」で撮影
「伊能忠敬ウオーク&宿泊地探訪バスツアー」
江戸風味の美味しい〝冷やしそば〟を堪能
⑥「伊能ウオーク記念そばを楽しむ会」
「伊能忠敬ウオーク&宿泊地探訪バスツアー」の参加者が8月25日、「伊能ウオーク記念そばを楽しむ会」=写真①=に加われたのは、福津市まちおこしセンター「津屋崎千軒なごみ」に帰着した午前11時45分からです。バスツアー参加者42人のうち、忠敬の宿泊先での接待食を模した料理を会食する「忠敬御膳を味わう会」への参加者10人を除く32人でした。
「伊能ウオーク記念そば」は2百年前、津屋崎を歩いて測量した伊能忠敬が活躍した江戸時代に人気を博したという豆腐入りの油揚げを薄揚げして味付けし、茗荷や大葉を添え、冷たいそばつゆで味わう美味しい〝冷やしそば〟=写真②=です。
写真②:豆腐入りの油揚げを薄揚げして味付けした江戸風味の「伊能ウオーク記念そば」
=25日午後2時5分、「津屋崎千軒なごみ」で撮影
――そば打ちで町興しボランティア――
「福岡そばの会」と「篠栗そばの会」の11人が応援に駆け付け
この〝冷やしそば〟は、劇団民藝の創立者宇野重吉さんらが訪れた手打ちそばの名店・「多め勢(ためせい)」(福岡市早良区室見1丁目)の大将田口俊英氏のそば教室で腕を磨いた〝名人〟たちが、手打ちそばでの町興しボランティア活動を目的に平成13年に設立した「福岡そばの会」(会員73人)と、守男・同会師範(篠栗町)が指導している「篠栗そばの会」(同26人)のスタッフ計11人が、25日午前7時30分から「津屋崎千軒なごみ」の4か所でそば打ちを披露=写真③=しながら準備。
写真③:そば打ちを実演する「福岡そばの会」と「篠栗そばの会」の〝名人〟たち
=25日午前8時20分、「津屋崎千軒なごみ」で撮影
「伊能ウオーク記念そばを楽しむ会」チケット代を含むバスツアー参加の予約なしで飛び入りのお客様にも、この日午前10時30分から午後3時まで1人前5百円のボランティア価格で、この江戸風味の〝冷やしそば〟を提供=写真④=していただきました。
写真④:「伊能ウオーク記念そば」を求めるお客様
=25日午前11時45分、「津屋崎千軒なごみ」で撮影
バスツアーにご招待した〝伊能忠敬そっくりさん〟の井手米夫さん(福岡県太宰府市)には、「忠敬御膳」の後に、この「伊能ウーク記念そば」も無料で召しあがっていただきました。そば打ち〝名人〟たちの江戸前そばの味に、「伊能ウオーク記念そばを楽しむ会」の参加者たちは、「豆腐入りの油揚げを薄揚げして味付けした江戸前そばを食べたのは初めて。とても美味しいわ」「茗荷や大葉を添え、冷たいそばつゆで味わう〝冷やしそば〟は、猛暑の夏に合うね」と満足そうでした。