吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

〈催事〉0604:戦時下の津屋崎展

2022-08-10 22:10:29 | 行楽催事

写真①:津屋崎千軒民俗館「藍の家」入口に立てられた戦時下の津屋崎展看板

   =福津市津屋崎4-14-20で、2022年8月10日撮影

 

 福津市の「藍の家」で「戦時下の津屋崎展」が開催されています

九州国防訓練場や市内の戦争遺跡の資料を展示

 福津市津屋崎4の津屋崎千軒民俗館「藍の家」(国登録有形文化財)1階座敷で、8月8日から「戦時下の津屋崎展」が開催されています=写真①=。太平洋戦争中の旧宗像郡津屋崎町にあった九州国防訓練場や市内の戦争遺跡の資料、写真などを展示しており、観覧無料で30日まで(13日~15日は休み)。

 展示資料は、福津市が管理している「藍の家」の運営をしているボランティア団体・藍の家保存会の古閑由美代表(71)が、旧津屋崎町史や福岡県の資料、津屋崎の古老からの聞き取り調査などでまとめたもので、私が10日に「藍の家」を訪れた際も老夫婦らしい来館者に自ら展示資料を説明。

 掲示された九州国防訓練場の解説文=写真②=には「津屋崎の宮司・津屋崎・在自にかけて広がっていた松林や畑などがあった約113haには戦争中に九州国防訓練場があった。用地を買収、整地し、兵舎2棟、炊事場、浴場などの施設を整えた。昭和19年12月開場。地元をはじめ各地の青少年約3000人が訓練に参加し、落下傘部隊降下演習などが実施された」と書かれています。また、訓練場は「戦局が悪化したことで、1945年(昭和20)4月、本土決戦に備える陸軍の秘匿飛行場に転換された」としています。

写真②:1階座敷に展示された九州国防訓練場や福津の戦争遺跡の資料

      

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