吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

2013年5月31日/〈日記〉504・『津屋崎の四季』第3版刊行

2013-05-31 22:03:25 | 日記

写真①:『津屋崎の四季――野鳥と自然のハーモニー』第3版並製本の表紙

         =福津市津屋崎2丁目の拙宅で、2013年5月31日撮影

津屋崎の自然と野鳥のアルバム
『津屋崎の四季――野鳥と自然のハーモニー』第3版刊行
(A判カラー、194㌻) 吉村青春ブログ「津屋崎センゲン」をもとに書籍化

 私の古里・福岡県福津市津屋崎の自然と野鳥のアルバム、『津屋崎の四季――野鳥と自然のハーモニー』(A6判カラー、194㌻)第3版並製本が、平成25年(2013年)5月17日、東京にある発行所・Obunest(オブネスト)で出来あがり、宅配便で拙宅に届きました=写真①=。

 美しい四季の自然と、あいらしい野鳥の姿を多くの方に知っていただき、愛しんでもらいたい――との想いを託し、私が平成18年(2006年)8月から吉村青春ブログ「津屋崎センゲン」に連載中の『津屋崎の四季』、『日記』、『津屋崎の野鳥』、『催事』『詩』などから選んだ写真や記事を収録したほか、平成24年(2012年)2月から始めたfacebook吉村勝利(青春)へのアップ記事などを加え、書籍化。同18年2月に出版した吉村青春第一詩集『鵲声―津屋崎センゲン』(A6判、175㌻。新風舎文庫刊)、同23年2月に刊行した郷土史ガイド本・『津屋崎学――A  Quaint  Town  Tsuyazaki-sengen  Guide』(B5判カラー、314㌻。Obunest刊)に続く吉村青春著作〈津屋崎シリーズ〉の第3著書です。

 この第3版には収録漏れだった冬鳥・タゲリ(チドリ科)=写真②=の記事と写真を収録するため、並製本改訂第4版を31日に編集、Obunestに増刷を発注しました。タゲリは、金属光沢のある翼が美しく、後頭部にある冠羽がトレードマーク。2008年から12年まで毎年11月から12月にかけて、勝浦や末広の畑に渡来しています。これで第4版に収録の津屋崎の野鳥は、タゲリを含め85種になります。

写真②:金属光沢のある翼と後頭部にある冠羽が特徴の冬鳥・タゲリ

     =福津市勝浦の畑で、2010年11月8日午後3時25分撮影

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2013-05-31 21:26:30 | 日記

 

 

 

写真①:『津屋崎の四季――野鳥と自然のハーモニー』第3版並製本の表紙

=福津市津屋崎2丁目の拙宅で、2013年5月31日撮影


津屋崎の自然と野鳥のアルバム
『津屋崎の四季――野鳥と自然のハーモニー』第3版刊行
(A判カラー、194㌻) 吉村青春ブログ「津屋崎センゲン」をもとに書籍化

  私の古里・福岡県福津市津屋崎の自然と野鳥のアルバム、『津屋崎の四季――野鳥と自然のハーモニー』(A6判カラー、194㌻)第3版並製本が、平成25年(2013年)5月17日、東京にある発行所・Obunest(オブネスト)で出来あがり、宅配便で拙宅に届きました=写真①=。

 美しい四季の自然と、あいらしい野鳥の姿を多くの方に知っていただき、愛しんでもらいたい――との想いを託し、私が平成18年(2006年)8月から吉村青春ブログ「津屋崎センゲン」に連載中の『津屋崎の四季』、『日記』、『津屋崎の野鳥』、『催事』『詩』などから選んだ写真や記事を収録したほか、平成24年(2012年)2月から始めたfacebook吉村勝利(青春)へのアップ記事などを加え、書籍化。同18年2月に出版した吉村青春第一詩集『鵲声―津屋崎センゲン』(A6判、175㌻。新風舎文庫刊)、同23年2月に刊行した郷土史ガイド本・『津屋崎学――A  Quaint  Town  Tsuyazaki-sengen  Guide』(B5判カラー、314㌻。Obunest刊)に続く吉村青春著作〈津屋崎シリーズ〉の第3著書です。

 この第3版には収録漏れだった冬鳥・タゲリ(チドリ科)の写真と記事を収録するため、並製本改訂第4版を31日に編集、Obunestに増刷を発注しました。タゲリは、金属光沢のある翼が美しく、後頭部にある冠羽がトレードマーク。2008年から12年まで毎年11月から12月にかけて、勝浦や末広の畑に渡来しています。これで第4版に収録の津屋崎の野鳥は、タゲリを含め85種になります。

 

写真②:金属光沢のある翼と後頭部にある冠羽が特徴の冬鳥・タゲリ

     =福津市勝浦の畑で、2010年11月8日午後3時25分撮影

 

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2013年5月28日/〈津屋崎の四季〉952:梅雨入り2日目

2013-05-28 08:19:39 | 風物

 

写真①:小雨に濡れてくっきり見える対馬見山
      =福津市末広で、2013年5月28日午前5時35分撮影

梅雨入り2日目の津屋崎

対馬見山も小雨に濡れています

 九州北部の梅雨入りから一夜明けた5月28日早朝、福津市津屋崎は小雨の天気。

 須多田にある里山・対馬見山(標高243㍍)が、小雨に濡れてくっきり見えました。

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2013年5月27日/〈津屋崎の四季〉951:梅雨入りと江戸菖蒲の花

2013-05-27 16:25:08 | 風物

写真①:拝殿前の境内に特設された「御垣内菖蒲苑」
     =福津市宮司元町の「宮地嶽神社」で、2013年5月27日午後3時25分撮影

 津屋崎も梅雨入りです

「宮地嶽神社」で菖蒲まつり楽しめますよ

 九州北部は5月27日午前、九州南部、中国、四国地方とともに梅雨入りしたと、気象庁が宣言。九州北部は、例年より9日早いとか。津屋崎も、暑さの襲来といい、梅雨の季節を迎えるのも早めの年ですね。

 小雨がぱらつき始めた27日午後、福津市宮司元町の「宮地嶽神社」を訪ねると、拝殿前の境内に「御垣内菖蒲苑」=写真①=が特設されており、紫色や白い江戸菖蒲の花が参拝客の目を楽しませていました。

 同神社では、100種10万株を植栽した「九州随一の江戸菖蒲苑」に多くの観賞客を呼びたいと、5月25日から6月16日まで「菖蒲まつり」=写真②=を開催中。境内の芝生広場前で季節の野菜や手作りこんにゃくなどを売る「開運市」と、民家村自然広苑で土鈴や竹細工などを展示販売する「民家村民芸展」が催されています。

 31日午前10時からは〈江戸菖蒲苑〉で、神職が刈り取って神前に供えた菖蒲を手に巫子が艶やかに舞う「江戸菖蒲初刈り神事」、6月2日、8日、9日、15日、16日は石舞台でダンスや太鼓、歌などが披露される「菖蒲はなコンサート」、7日から9日までは境内の園路沿いで富士宮焼きそばや浜松餃子など全国のうまいものを楽しめる「B級うまいもの市」など盛りだくさんのイベントを行うという。

 

写真②:「菖蒲まつり」のポスター

     =「宮地嶽神社」境内で、27日午後3時30分撮影

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2013年5月25日/〈貝寄せの浜・「貝寄せ館」物語〉065:「貝寄せ館」に簾

2013-05-25 08:17:25 | 「貝寄せ館」物語

 

写真①:猛暑に備えて「貝寄せ館」出入り口に掛けられた簾

      =2013年5月25日撮影

貝寄せの浜・〈貝寄せ館〉物語 65

:〈貝寄せ館〉の猛暑対策

 

真夏日に備え昨年より約2か月早く
〈貝寄せ館〉に簾を掛けました

――「海とまちなみの会」

 福津市津屋崎3丁目の「海とまちなみの会」事務所・〈貝寄せ館〉出入り口に、きょう5月25日から日除けの簾(すだれ)を掛けました写真①=。

 この簾は湯浅美子会員の提供で、2012年3月25日の〈貝寄せ館〉オープン以来最高の室温38度の「猛暑日」を記録した同年7月17日午後2時すぎ、たまらず出入り口に掛けたのが始まりです。

 きのう5月24日、福岡市の最高気温が30度の「真夏日」を記録。スレート葺き平屋で、天井のない〈貝寄せ館〉内はサウナ状態になりかねませんので、約2か月前倒しで簾を掛けた次第です。そよ風も呼び込むべく、出入口の引き戸や東側の窓ガラスを開けて猛暑に対応します。

◆「貝寄せ館」福岡県福津市津屋崎3丁目18-16。開館は、土・日曜、祝日の午前11時~午後3時。入館無料▼駐車場はありませんので、3軒西隣の福津市まちおこしセンター「津屋崎千軒なごみ」(℡0940-52-2122)の無料駐車場(30台収容)をご利用ください▼バスでお越しの場合は、JR福間駅前から津屋崎行きの西鉄バスに乗り、津屋崎海岸通りの「商工会津屋崎支所前」で下車、北へ徒歩3分です.

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2013年5月21日/〈日記〉503・『津屋崎の四季』第2版刊行

2013-05-21 18:59:55 | 日記

写真①:『津屋崎の四季――野鳥と自然のハーモニー』第2版ソフトカバー付き並製本の表紙

     =福津市津屋崎2丁目の拙宅で、2013年5月21日撮影


津屋崎の自然と野鳥のアルバム
『津屋崎の四季――野鳥と自然のハーモニー』第2版が出来ました
(A判カラー、194㌻) 吉村青春ブログ「津屋崎センゲン」をもとに書籍化

  私の古里・福岡県福津市津屋崎の自然と野鳥のアルバム、『津屋崎の四季――野鳥と自然のハーモニー(A6判カラー、194㌻)第2版ソフトカバー付き並製本が、平成25年(2013年)5月14日、東京にある発行所・Obunest(オブネスト)で出来あがり、宅配便できょう21日夕、私の手元に届きました=写真①=。

 美しい四季の自然と、あいらしい野鳥の姿を多くの方に知っていただき、愛しんでもらいたい――との想いを託し、私が平成18年(2006年)8月から吉村青春ブログ「津屋崎センゲン」に連載中の『津屋崎の四季』、『日記』、『津屋崎の野鳥』、『催事』『詩』などから選んだ写真や記事を収録したほか、平成24年(2012年)2月から始めたfacebook吉村勝利(青春)へのアップ記事=写真②=などを加え、書籍化。同18年2月に出版した吉村青春第一詩集『鵲声―津屋崎センゲン』(A6判、175㌻。新風舎文庫刊)、同23年2月に刊行した郷土史ガイド本・『津屋崎学――A  Quaint  Town  Tsuyazaki-sengen  Guide』(B5判カラー、314㌻。Obunest刊)に続く吉村青春著作〈津屋崎シリーズ〉の第3著書です。

写真②: 『津屋崎の四季』18㌻掲載の「〝貝寄せの浜〟に満ち潮」(左)と19㌻の「裾を霧に覆われた須多田にある里山・対馬見山」

写真180枚に地図、野鳥索引付き

 四季に繰り広げられる自然の風物詩と、野鳥が織りなす景観を写真と詩文で描いたアルバム本でもあります。記事は、〈春の章〉・ホオジロから始め、〈夏の章〉・トビや・「恋の浦」に咲くハマゴウの花、〈秋の章〉・マミジロタヒバリ、セグロカモメ、〈冬の章〉・天日干し、古墳群の夕暮れの春夏秋冬の4章に分けて掲載。平成18年から意識的に撮り集めた野鳥=写真③=をはじめ、郷土の祭りや四季の風景、草花の写真計180枚と地図3枚、野鳥索引付きで分りやすく表現しています。

写真③:「ジョウビタキとシロハラ」を掲載した『津屋崎の四季』170~171㌻

 第2版は、初版の写真や記事の一部を差し替え、ソフトカバー付き並製本として刊行。非売品ですが、初版並製本をご覧いただいた「海とまちなみの会」会員仲間らから頒布の要望があり、近く増刷して頒布する計画です。

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2013年5月19日/〈貝寄せの浜・「貝寄せ館」物語〉064:アオイガイ寄贈

2013-05-19 05:20:28 | 「貝寄せ館」物語

写真①:「花祭窯」の藤吉憲典さんから寄贈されたアオイガイ

      =福津市津屋崎3丁目の「貝寄せ館」で、2013年5月18日撮影

「花祭窯」の藤吉憲典さんから

アオイガイを「貝寄せ館」に寄贈いただきました

  福津市津屋崎4丁目にある「花祭窯」の藤吉憲典さん(「海とまちなみの会」会員)から5月18日午後、「貝寄せ館」に雌のアオイガイの大きな殻=写真①=を寄贈いただきました。

 アオイガイは暖海にすみ、カイダコ(貝蛸)の別名があり、雌だけが卵の保育器に使う白い舟形をした薄くて白い殻を持つタコの仲間です。「貝寄せ館」では2012年5月6日、津屋崎3丁目の川崎浩子さんが〝貝寄せの浜〟・津屋崎浜で採取した見事なアオイガイの貝殻(長さ約17㌢、幅約11㌢)を寄贈され、展示させていただいています。

 藤吉さんは今春、恋の浦や勝浦海岸の波打際で多くのアオイガイを採取され、「花祭窯」の店頭に飾っておられます。「貝寄せ館」に寄贈いただいいたのは、川崎さん寄贈の貝殻とほぼ同じ大きさです。欠けた部分もなく、白い殻に波模様が入った造形は正に自然の妙といった美しさです=写真②=。

 

写真②:白い殻に入った自然の波模様が美しいアオイガイ

     =「貝寄せ館」で、18日撮影

  卵がすべて孵(かえ)ると雌は死に、抜け殻が海岸に漂着、津屋崎の漁師の間では「子宝貝」とも呼ばれ、縁起の良い貝とされているアオイガイ。「貝寄せ館」に寄贈展示中の二つの立派な貝殻を、ぜひご覧においで下さい。

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『藍の家』20周年記念祭

2013-05-17 21:05:36 | 行楽催事

写真①:明治34年建築の元紺屋・「津屋崎千軒民俗館『藍の家』」

 あす5月18日、『藍の家』で20周年記念祭開催

実を結んだ元紺屋・旧上妻家住宅の保全活動を祝う

 福津市津屋崎4丁目の「津屋崎千軒民俗館『藍の家』」(明治34年建築の元紺屋・旧上妻家住宅)=写真①=の保全活動20周年記念祭が、あす5月18日(土)午前10時から開催されます。市内のフルート奏者・児玉麻紀さんのフルート演奏のあと、古賀市筵内にある「谿雲寺(けいうんじ)」の土江賢祥(つちえ・けんしょう)住職の講演会などがあります。入場無料。

 旧上妻家住宅は、平成5年に取り壊し話が持ち上がって結成された旧「津屋崎町街並み保存協議会」(原田活男会長)の住民運動で、同6年に旧津屋崎町に寄贈され、同協議会が建物の運営を担当、公募で愛称を「津屋崎千軒民俗館・『藍の家』」と決定。「筑前津屋崎人形巧房」6代目当主で、津屋崎郷土史会会長だった原田会長が同9年他界、柴田治事務局長も平成14年に亡くなり、治氏の妻富美子さんが遺志を継ぎ、女性グループで組織した「藍の家保存会」代表として建物の運営を福津市から委託され、藍染め展示会やコンサートなど多くの催事を行っています。

  『藍の家』は、平成19年12月に文化庁の文化財登録原簿に登録され、福津市初の国登録有形文化財(建造物)になりました。これを記念し、隣の明治7年創業の清酒醸造元・豊村酒造有限会社(豊村源治社長)と、同年2月に富美子さんら市民で結成した町興しボランテイア団体・「津屋崎千軒 海とまちなみの会」が、『藍の家』国登録有形文化財記念ラベル付き「原酒豊盛」(720ml詰め)=写真②=300本を同20年4月1日から限定販売し、完売しました。

  

写真②:『藍の家』国登録有形文化財記念ラベル付き「原酒豊盛」(720ml詰め)
    =「豊村酒造」で、平成20年3月22日撮影

  『藍の家』の保全活動開始から20年目の節目を迎えて奮闘された柴田富美子さんは、「海とまちなみの会」が実行委員会に参加し、平成24年12月2日に福岡市で開催された「第35回全国町並みゼミ福岡大会」のシンポジュウム・『地域遺産を守り、どう活用するか』にパネリストとして登壇。女性の活動現場から『藍の家』が国登録有形文化財に登録され、保全活動が実を結んだ経験を話されました。

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2013年5月15日/〈津屋崎の四季〉950:ホトトギス初鳴き

2013-05-15 15:18:46 | 風物

 

写真①:青田の中を闊歩するダイサギ(サギ科)

     =福津市末広で、2013年5月15日午前5時30分撮影

津屋崎は目に青葉、青田・・・の季節

里山に夏鳥・ホトトギスも渡来しました

  福津市津屋崎は5月15日、五月晴れで、目に青葉、田んぼも青田の季節=写真①=を迎えています。

 キョッ、キョ、キョ、キョ、キョ・・・・・午前10時30分、福津市宮司3丁目にある「津屋崎千軒 海とまちなみの会」の会員さん宅前で、「特許許可局」と聞きなしされるホトトギス(ホトトギス科)の初鳴きが聞こえてきました。

 「海とまちなみの会」が発行したばかりの会報ニュース『はちがめ通信11号』(B4判カラー、表裏2㌻)=写真②=を会員さんに路上で手渡ししていた最中、北側の「宮地嶽神社」・「民家村自然広苑」寄りの里山から「特許許可局」の鳴き声が何度も響いて来るではありませんか。

 2011年は、5月31日に福津市的岡の農道で、在自山(標高249㍍)から聞こえてくるホトトギスの初鳴きを耳にしました。例年より暑さが前倒しで日本列島に押し寄せてきている今年は、夏鳥の渡来も早まっているようです。 

 

写真②:「海とまちなみの会」が発行した会報ニュース『はちがめ通信11号』(左が1面、右が2面)

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2013年5月12日/〈貝寄せの浜・「貝寄せ館」物語〉063:津屋崎のアオイガイの生態撮影

2013-05-13 04:40:45 | 「貝寄せ館」物語

写真①:水槽の中で泳ぐアオイガイの雌と、その体から離脱した薄くて白い半透明の殻(下)

      =福津市津屋崎4丁目の「お魚センター」で、2013年5月12日午後3時10分撮影

 津屋崎で獲れた生きたアオイガイをビデオ撮影

福津市・「お魚センター」の水槽で泳いでいました

  暖海にすみ、カイダコ(貝蛸)の別名があり、雌だけが薄くて白い半透明の殻を持つタコの仲間・アオイガイ。その雌が津屋崎で獲れ、「お魚センター」(福津市津屋崎4丁目)の水槽に展示中――との急報を5月12日午前11時前、「海とまちなみの会」の〝貝博士〟・大賀康子さんから携帯電話に知らせていただいていました。ところが、同11時から午後3時まで「貝寄せ館」で観光ボランティアガイドをしており、同3時すぎに閉館後、迂闊にもサイレントモードにしていたままの携帯電話を操作し、着信履歴を見て電話を受けていたことに気づきました。

 早速、「お魚センター」に行ったところ、水槽の中で雌のアオイガイが泳いでいましたが、残念ながら白い半透明の殻は体から離脱して水中に浮いています=写真①=。大賀さんが見られた12日朝は、お客さんが殻をつまんだところアオイガイが危険を感じて変色したといい、電話を頂戴した時、急行していれば殻の中に入ったままの生態写真が撮れていたはずでした。

 4月29日、佐賀県立宇宙科学館(武雄市)の水槽でアオイガイの生態映像展示を見学した際、「雌は先が広くなった一対の腕が膜状に広がり、そこから分泌される成分で卵の保育器に使う白い舟形をしたプラスチックのような貝殻を作ります。弱ると体が殻から抜け出す」と解説されていました。「お魚センター」の個体も、数日後に死亡しそうです。

 この日も、「貝寄せ館」を訪れた福岡県新宮町の高齢夫婦や古賀市の男性らに、4月11日、佐賀県唐津市呼子町の海で生きたまま採取された雌の個体が、同県立宇宙科学館の水槽で特別展示されたと、翌12日朝のNHK総合テレビニュースが「〝貝殻をまとったタコ〟発見」の見出しを添え、珍しい生態映像として放送した写真や、同宇宙科学館の展示ビデオから複写した生態写真を見せて説明。津屋崎の海でも4月に捕獲され、水槽で飼育後、数日で死亡した例もあると話したところ、来館の観光客は皆さん興味を示されていました。

 卵がすべて孵(かえ)ると雌は死に、抜け殻が海岸に漂着、津屋崎の漁師の間では「子宝貝」とも呼ばれ、縁起の良い貝とされているアオイガイ。私が佐賀県立宇宙科学館の水槽の前に立ち、撮影しようとしたら、残念ながら2日前の4月27日にアオイガイは死んでいて生態のビデオ映像はできませんでした。しかし、「今年は、対馬暖流に乗って玄界灘に入ったと思われるアオイガイが、佐賀県沿岸で大量に捕獲されている」(同県立宇宙科学館職員)ので、津屋崎の海でも生きたまま殻をまとった雌の個体がまた捕獲されるチャンスに巡り合えるかもしれません。大賀さん、せっかく教えていただいたのに、すみません。三度目のチャンスが来たら、ビデオに収めて、「貝寄せ館」で公開したいです。

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