吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

〈催事〉0603:津屋崎祇園山笠

2022-07-11 16:52:10 | 行楽催事

写真①:イベント広場に飾られた〈岡流〉の山笠(表題は「清正虎退治」)

    =福津市津屋崎3丁目の市まちおこしセンターで、2022年7月11日撮影

福津市・津屋崎祇園山笠の飾り山の展示始まる

 3百年余の伝統を誇る福津市津屋崎の夏祭り・津屋崎祇園山笠の飾り山の展示が7月11日(月曜)、岡、新町、北の3流(ながれ)ごとに16日(土曜)までの予定で始まりました。新型コロナ感染症患者の拡大のため、3流の山笠(重さ約1㌧)が男衆らに担がれて勢ぞろいする「集団山見せ」は中止。津屋崎祇園山笠振興会(深田政武会長)では、恒例行事になっている「16日の裸参り、17日(日曜)の追い山は令和5年度へ延期と致します」としています。

 岡流の飾り山は、福津市津屋崎3丁目の市まちおこしセンターのイベント広場に展示。正面の表題は「清正虎退治」=写真①=。国内を統一した豊臣秀吉が文禄1年(1592年)、配下の西国諸大名を糾合して朝鮮に出兵させた文禄の役の際、熊本藩初代藩主加藤清正が、山中の茂みから飛び出した虎を槍で退治した場面を津屋崎人形で描かれています。見送り(向正面)の表題は「天才武将義経」です。平治討伐の最大の功労者で天才的な戦術家とされる源義経が、太刀を抜いて構えた姿の人形が飾られています。

 例年の祇園山笠行事では、土曜日の夕方に〈岡〉、〈新町〉、〈北〉の3流の男衆らが、裸に赤い締め込み姿で津屋崎4丁目の波折神社を出発、提灯を掲げて約7㌔の夜道を走り、旧津屋崎町の3神社に参拝する裸参りが行われます。翌日の日曜日は、午前9時に波折神社から3流の山笠が順番にスタートするハイライト・追い山が繰り広げられ、祭りの幕を閉じます。

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