吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

〈日記〉592:「宝満宮竈門神社」参拝

2020-11-23 21:24:09 | 日記

 写真①:紅葉が美しい「宝満宮竈門神社」境内
    =福岡県太宰府市で、2020年11月23日午前10時30分撮影

 2020年11月23日午前、福岡県太宰府市の「宝満宮竈門神社」に参拝。漫画『鬼滅の刃』ファンの参拝客らで賑わう境内では、参道沿いの紅葉が見ごろを迎えていました=写真①=。

 

  宝(ほう)満(まん)宮(ぐう) 竃門(かまど)神社              

 

梅雨(つゆ)半ばの七月 太宰府市・竃門神社下宮(げぐう)

金色(きんいろ)の菊の御紋章が輝く拝殿脇で

手水所(ちょうずどころ)の清水(しみず)に身を清める

 

アケボノツツジのような清楚な匂いを残して

東京へ寂しく去った君との再会を願い

僕は水鏡に顔を映し

招(オガ)霊(タマ)の(ノ)木(キ)の芳香に祈りを託した

 

朝日に若葉が映える楠(クスノキ)の巨樹の梢で

ツキ、ヒ、ホシ、ポイポイポイ……

と 三光(サンコウ)鳥(チョウ)が明るい木霊(こだま)を還す

 

神武天皇御聖母 玉依姫(たまよりひめの)命(みこと)を祀る

延喜式内大社

宝満宮 竃門神社

七世紀の大宰府政庁 都府楼の誕生以来

鬼門の守り神として災厄を祓う

  

宝満山頂海抜八二九㍍の上宮(じょうぐう)に鎮座する

磐座(いわくら)から北方を眺めれば

縄文水田の筑紫平野はパノラマに広がり

博多湾に浮かぶ金印の志賀島から

遥か玄界灘の波濤に壱岐を望む

 

見よ その荒海は東京湾に続くか

心病み 苦い青春に苛まれた君の食を購う

汐留にそびえる高層ビルの影を映すか

 

あゝ 空翔ける

鷹渡りの日が来るまでに

吾が胸の熱き血潮よ

助太刀の役(えんの)小角(おづぬ)となり

時空を飛び越えよ

 

宝満宮 竃門神社

古(いにしえ)の九州総鎮守

万緑覆う魂の古里から

 癒し 励ましの御霊(みたま)を与えよ

たおやかな君の身許(みもと)へ

 

 ( 平成16年(2004年)7月の北展舎募集「人を恋うる歌」に津崎琢二名で応募した入選作で、同年11月の愛知出版刊の共著「詩集 四季の響き第二巻 自然からの贈り物 人を恋うる歌」に掲載。同18年(2006年)、新風舎文庫で発行の吉村青春第一詩集『鵲声』に収録)

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2020年11月21日/〈貝寄せの浜・「貝寄せ館」物語〉122:はちがめ通信19号

2020-11-21 22:41:15 | 「貝寄せ館」物語

写真②:『はちがめ通信19号』の1面

「津屋崎千軒 海とまちなみの会」会報ニュース

『はちがめ通信19号』を発行しました

 私が所属する福津市の町興しボランティア団体・「津屋崎千軒 海とまちなみの会」は、会報ニュース『はちがめ通信19号』(A3判カラー、表裏2面印刷)300部を11月22日付で発行、21日から会員や活動支援の方たちに配布を始めました。

 『はちがめ通信19号』1面=写真①=には、「海とまちなみの会」が、福津市立津屋崎小学校2年生の児童たちから生活科の地域学習「わたしの町発見」授業への協力を依頼され、2020年9月14日と10月5日の2回にわたり、同市津屋崎三丁目にある本会の観光ボランティアガイド拠点事務所・「貝寄せ館」の訪問見学を受け入れた活動を特集。

 1面下段には、津屋崎小2年1組の教室で10月29日、児童27人が参加して「貝寄せ館」訪問学習の「プレ発表会」を開催した模様を紹介。校長先生や同小卒業生でゲストティーチャーとして招かれた私らが傍聴するなか、児童代表6人が黒板の前に並び、「貝寄せ館の秘密を発表します」の声でスタートした様子を写真付きで掲載しています。このほか、9月14日の「貝寄せ館」の訪問学習が、16日付西日本新聞と10月9日付毎日新聞に掲載されたことと、11月3日に津屋崎小2年生と兄弟、両親の3家族計7人が「貝寄せ館」を訪問されたことも、写真を添えて紹介。

 『はちがめ通信19号』2面=写真②=のトップ記事は、「海とまちなみの会」と「カメリアステージ」が10月10日に開催した〝絶景の道〟と宮地浜「夕陽風景時計」・松原を巡るフットパス2020を掲載。福岡、糸島、那珂川、大宰府、古賀、宗像、福津7市と粕屋、新宮2町から募集定員30人を上回る男女37人が参加、松林を歩く写真などを添えています。また、本会主催のフットパス・ウオークが、2014年7月6日の「津屋崎里歩きフットパス」開設記念式典後の初歩きの第1回からこの日で21回目を迎え、参加者が計556人になったことを別表付きで紹介しています。

写真②:『はちがめ通信19号』の2面

 2面下段には、「海とまちなみの会」が福津市のカメリアホール視聴覚室で、2020年7月26日から11月22日までに計5回の「第5期ボランティアガイド養成講座」を開いた様子を掲載。また、10月31日に大分県臼杵市観光交流プラザで開かれた、うすきフォーラム「地域遺産と新しい旅のかたち~フットパス・農泊・マチ泊~」(臼杵フットパス推進実行委員会主催)に、私がZoom利用でオンライン参加し、西村幸夫東大名誉教授らゲスト4人が、コロナ禍での“いま求められている新しい旅の形”として、 フットパスと農泊・マチ泊を活用しての地域遺産の楽しみ方について意見を交わした模様をネット画面の写真付きで掲載しています。

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