吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

2009年11月30日/〈津屋崎の四季〉496・マガンにオオバンも滞在

2009-11-30 19:51:40 | 風物
写真①:住宅地に近いため池に姿を見せたマガン
     =福津市津屋崎在自で、2009年11月29日午前8時1分撮影

 福津市津屋崎の自然は、奥が深い。在自のため池で11月29、30日と探鳥していて、そう思いました。

 住宅地に近い在自のため池で29日朝、冬鳥のマガン(カモ科)が1羽、泳いでいました=写真①=。体長71㌢、大形の水鳥。07年5月9日、末広の田んぼに舞い降りていた1羽を見かけて以来の確認です。

 同じため池で30日午後には、冬鳥のオオバン(クイナ科)=写真②=が、3羽も縦横に泳ぎ回っていました。冬鳥たちが渡りの翼を休めるため池や田んぼなど絶好の自然と餌場が、津屋崎にはまだ残されているから、マガンやオオバンなどの珍鳥が滞在できるのでしょう。

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写真②:ため池を泳ぎ回るオオバン
     =福津市津屋崎在自で、30日午後4時24分撮影
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2009年11月28日/〈津屋崎の四季〉495・ミヤマガラスも飛来

2009-11-28 10:26:11 | 風物
写真①:電線に鈴なりのミヤマガラスの群れ
     =福津市津屋崎五反田で、2009年11月28日午前8時34分撮影

 福津市津屋崎は28日朝、暖かく穏かな天気です。

 五反田の国道495号線沿いの電線には、冬鳥のミヤマガラス(カラス科)の群れが止まっていました=写真①=。

 ミヤマガラス=写真②=の群れは、寒くなると、朝鮮半島から渡って来ます。このところ、福津市宮司元町の「宮地嶽神社」付近や、渡の「津屋崎干潟」周辺でもよく見かけます。

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写真②:電線に止まって寛ぐミヤマガラス
     =福津市津屋崎五反田で、28日午前8時35分撮影
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2009年11月26日/〈津屋崎の四季〉494・11月の田園スケッチ

2009-11-26 04:29:36 | 風物
写真①:赤い実を鈴なりにした柿の木(右向こうは在自山)
     =福津市津屋崎在自で、2009年11月25日午後4時44分撮影

 11月も残り4日――。気ぜわしくなる師走を前に、福津市津屋崎の田園でほっとするスケッチができました。

 在自山(標高235㍍)の麓の道路脇にある畑では、大きな柿の木が赤い実を鈴なりにしています=写真①=。

 近くの「対馬見通り」沿いに立つ栗の木には、スズメの群れが鈴なりでした=写真②=。期せずして〝鈴なり二題〟のスケッチになってしまいましたね。

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写真②:栗の木に鈴なりのスズメの群れ
     =福津市津屋崎在自で、25日午後4時53分撮影

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2009年11月25日/〈津屋崎の四季〉493・放射霧の朝

2009-11-25 09:46:09 | 風物
写真①:裾野から霧のベールが懸かってぼんやりと見える在自山
     =福津市津屋崎在自で、2009年11月25日午前7時34分撮影

 放射霧に覆われて、25日の福津市津屋崎は夜が明けました。在自山(標高235㍍)も、裾野から霧のベールが懸かってぼんやりと見えます=写真①=。

 末広から東の方を眺めると、在自山の西側から朝日が昇ってきました=写真②=。きょうは、放射冷却で地上が冷やされ、朝霧が立ち込めたおかげで、日中はいい天気になりそうです。

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写真②:在自山の西側から昇る朝日
     =福津市末広で、25日午前7時50分撮影
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2009年11月22日/〈津屋崎の四季〉492・クロツラヘラサギ飛来最多7羽に

2009-11-22 08:42:35 | 風物
写真①:「津屋崎干潟」の浅瀬で餌をとる7羽のクロツラヘラサギ
     =福津市津屋崎渡で、2009年11月22日午前7時55分撮影

 福津市津屋崎は22日朝、風はほとんどないものの、肌寒い天気です。渡の「津屋崎干潟」(福岡県指定鳥獣保護区)には、今冬飛来した冬鳥のクロツラヘラサギ(トキ科)が最多の7羽に増えました=写真①=。

 干潮の「津屋崎干潟」中央の浅瀬で、餌を取っており、うち2羽は仲睦まじそうに黒い嘴を触れ合っています=写真②=。雌雄同色なので、分かりませんが、夫婦でしょうか。

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写真②:長いヘラ形の黒い嘴を触れ合う2羽のクロツラヘラサギ
     =「津屋崎干潟」で、22日午前7時56分撮影
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2009年11月21日/〈津屋崎の四季〉491・クロツラヘラサギ飛来数5羽に

2009-11-21 09:26:10 | 風物
写真①:「津屋崎干潟」の浅瀬で餌の小魚を探す2羽のクロツラヘラサギ
     =福津市津屋崎渡で、2009年11月21日午前8時14分撮影

 福津市渡の「津屋崎干潟」(福岡県指定鳥獣保護区)に11月19日、今冬初めて飛来した冬鳥のクロツラヘラサギ(トキ科)3羽は、21日朝には5羽に増えました。

 この日も、干潮の「津屋崎干潟」中央の浅瀬で、餌を取っており、まず南側で2羽を確認=写真①=。そのやや北側にも、長く大きなヘラ形の黒い嘴を水中に入れた1羽が見つかりました=写真②=。

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写真②:長いヘラ形の黒い嘴を水中に入れたクロツラヘラサギ
     =「津屋崎干潟」で、21日午前8時15分撮影

 この1羽からさらに北側の浅瀬に、あと2羽がいました。08年は11月15日朝、1羽が初飛来し、09年1月14日に3羽、3月3日に最多の4羽を観察、4月14日の1羽が最後の確認でした。今シーズンの飛来数は早くも5羽で、昨シーズンを上回り、出足好調です。
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2009年11月19日/〈津屋崎の四季〉490・冬場「津屋崎干潟」の主役飛来

2009-11-19 18:20:56 | 風物
写真①:「津屋崎干潟」に今冬、初めて飛来したクロツラヘラサギ3羽
     =福津市津屋崎渡で、2009年11月19日午前8時45分撮影

 福津市渡の「津屋崎干潟」(福岡県指定鳥獣保護区)に11月19日朝、冬鳥のクロツラヘラサギ(トキ科)が、今冬初めて飛来しました=写真①=。市内の野鳥愛好家Sさんからの急報(感謝!)で現場を訪れ、3羽を確認。08年は11月15日朝、1羽が初飛来しており、4日遅れです。

 世界では、東アジアだけに約1,600羽しか生息しておらず、環境省が「絶滅危惧ⅠA類」に指定している貴重な野鳥。冬場の「津屋崎干潟」に渡来する野鳥の主役的存在です。

 この日は、「津屋崎干潟」中央の浅瀬で、長く大きなヘラ形の黒い嘴を伸ばしたり、翼の中に首を入れて眠ったり、朝食後の休憩タイムのようです=写真②=。

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写真②:「津屋崎干潟」中央の浅瀬で憩うクロツラヘラサギ
     =福津市津屋崎渡で、19日午前8時48分撮影
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2009年11月16日/〈今月・来月の行楽・催事案内〉091

2009-11-16 13:18:39 | 行楽催事
写真①:2006年に「萬松山新泉岳寺」で営まれた「津屋崎義士祭」法要
     =福津市津屋崎天神町で、06年12月14日午前11時30分撮影

津屋崎で「義士祭」2年ぶり復活へ
12月14日午前11時~
――天神町の「新泉岳寺」

 福津市津屋崎天神町の「萬(万)松山新泉岳寺」で毎年12月14日に行われていた「津屋崎義士祭」=写真①=が、07年から2年続いて中止になっていましたが、今年は「四十七士義士祭」として復活することになりました。

 「四十七士をしのぶ有志の会」が主催するもので、チラシ=写真②=によると、12月14日(月)午前11時から「新泉岳寺」で式典のあと、そば御接待が午後3時まで行われる予定。問い合わせ先は、福津市観光協会(℡0940-42-9988)。

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写真②:「四十七士義士祭」のチラシ
     =福津市中央3の「ボランティアハウスふくま』で、09年11月16日午前11時35分撮影

 「新泉岳寺」は、津屋崎の実業家児玉恒次郎氏が大正2年(1913年)に建立した赤穂四十七士の墓。以前の「津屋崎義士祭」は、地元の郷土史家らで組織した〈四十七士をしのぶ会〉(古野卯平会長)が昭和50年(1975年)から主催し、同60年(1985年)に会員の高齢化や「地域の人たちへの義士の心の理解も深まった」として会を解散、翌61年からの法要は児玉家に引き継がれました。

 毎年12月14日の討ち入りの日に、児玉氏の親族などの手で法要が行われ、墓参者に義士が食べたという〝討ち入りそば〟が振る舞われ=写真③=、2006年は、約70人が参列、赤穂浪士の義挙を偲びました。ところが、07年からは児玉氏の親族夫婦が病気や体調不良のため、中止されていました。

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写真③:赤穂四十七士の墓参者に振る舞われる〝討ち入りそば〟
     =「新泉岳寺」で、06年12月14日午後0時10分撮影
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2009年11月13日/〈津屋崎の四季〉489・オナガガモ参上

2009-11-13 08:43:00 | 風物
写真①:「津屋崎干潟」に飛来したオナガガモの雄3羽(手前)と雌2羽
     =福津市津屋崎渡で、2009年11月13日午前7時17分撮影

 福津市津屋崎は13日、朝方に小雨が降り、どんよりとした空模様です。

 冷え込みが厳しい渡の「津屋崎干潟」では、冬鳥のオナガガモ(カモ科)の群れ=写真①=が飛来していました。

 首が白く両脇が鉛色の雄、体が黒褐色の雌。北国から「津屋崎干潟」を訪れる常連客です。
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2009年11月12日/〈津屋崎の四季〉488・田んぼで朝食

2009-11-12 10:14:54 | 風物
写真①:田んぼに舞い降りたマガモの群れ
     =福津市津屋崎勝浦で、2009年11月12日午前8時5分撮影

 福津市津屋崎は12日朝、冷え込みました。このところ異常に暖かかったのが、平年並みに戻ったといえるでしょう。

 稲刈りが済んだ勝浦の田んぼでは、冬鳥のマガモ(カモ科)の群れ=写真①=が舞い降り、朝食タイムのようです。百羽以上います。

 近くの「津屋崎干潟」では、よく見かけますが、田んぼにこれほど群れ集まっている姿は初めて見ました。水辺と後背地の田園が広がっている津屋崎の環境は、野鳥たちには大きな魅力でしょう。安心して餌取りに夢中に見えるマガモたち写真②=に、こちらの心も安らぎます。

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写真②:餌取りに夢中のマガモたち
     =福津市勝浦で、12日午前8時6分撮影
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