吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

2013年6月29日/〈日記〉508・「宝来軒」営業あす限り

2013-06-29 09:44:52 | 日記

写真①:6月30日でのれんを降ろす津屋崎の人気ラーメン店・「宝来軒」

     =福津市津屋崎3丁目で、2013年6月28日撮影


津屋崎の人気ラーメン店
「宝来軒」営業はあす30日限りです

 

 福津市津屋崎の人気ラーメン店・「宝来軒」=写真①=の営業が、あす30日限りとなりました。

 きのう28日も、開店時刻午前11時30分の前から入店待ち客の列が店前にできていました。私も10日昼前、店を訪ねて、昭和の時代から続く豚骨ラーメンの味を舌に記憶させました。

 今から福津市津屋崎3丁目にある「津屋崎千軒 海とまちなみの会」の観光ボランティアガイド拠点事務所・「貝寄せ館」に出かけます。昼食は、「宝来軒」でラーメンの味をもう一度と思いましたが、きょうは入店待ちの行列が一層長くなっていそうなので、サンドイッチを持参することに。

 津屋崎小学校の前にあった「一楽ラーメン」さんも、このほど閉店されており、「宝来軒」さんがのれんを降ろされることで津屋崎ではラーメンを味わえなくなってしまうのは、本当に残念です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2013年6月16日/〈日記〉507・ブログ開設から2,500日

2013-06-16 21:11:15 | 日記

 

写真①:まちなみ散策地図「〈津屋崎千軒〉そうつこう」英語・日本語併記版

 吉村青春ブログ開設から2,500日経過しました
since2006年8月10日
「〈津屋崎千軒〉そうつこう」マップ作製がターニングポイントに

 A Quaint Town Tsuyazaki-sengen”(古風な趣のある町・津屋崎千軒)から情報発信――。私の古里・福岡県福津市津屋崎(旧宗像郡津屋崎町)の良かとこ(福岡弁で〈良い所〉)を紹介し、郷土の良さ、日本に住む素晴らしさを発信していければと、平成18年(2006年)8月10日に吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』を62歳で開設、同25年6月15日で2,500日が経過しました。約6年10か月を経て68歳と年を重ね、きょう16日は2,501日目です。

 振り返ると、私の小さなブログを毎日200人前後の方がご覧いただくようになり、東京在住の津屋崎出身者や会ったこともないブラジルの方からも反響のメールをお寄せいただき、嬉しく思っています。

 この間、ターニングポイントになったのは平成19年(2007年)2月16日、福津市津屋崎の「津屋崎千軒民俗館、『藍の家』」で、町興しボランティア仲間23人で「津屋崎千軒 海とまちなみの会」を設立、同年10月に津屋崎千軒まちなみ散策地図、『津屋崎千軒そうつこう』1万部を発行、市民や観光客らに配布し、〈津屋崎千軒〉の観光ボランティアガイドを始めたことでした。平成21年12月には、英語・日本語併記版=写真①=2万部を発行しました。この『津屋崎千軒そうつこう』マップは、「海とまちなみの会」のデザイナー湯浅美子さんの歌川広重の浮世絵・「名所江戸百景」並の美しい色調で描いたデザインが好評で、名所の解説文は津屋崎郷土史会(現福津郷土史会)副会長だった大賀康子さんらを中心に男女会員9人で分担執筆したものでした。

 平成24年(2012年)3月には、福津市津屋崎3丁目に「海とまちなみの会」の観光ボランティアガイド拠点事務所・「貝寄せ館」を開設。同年12月には、福津市文化会館で開催された「第35回全国町並みゼミ福岡大会」第5分科会・「町並みの保存・継承と町家等の活用」の運営を担当、全国から訪れたまちづくりのリーダーや建築家ら100人の〈津屋崎千軒〉町歩き見学のガイドを会員11人が務めました。きょう16日も、福岡市や飯塚市、福津市福間地区から計19人の観光客が入館され、伊藤伝右衛門が津屋崎の町興しに貢献したパネル写真や、〝貝寄せの浜〟・津屋崎浜に打ち寄せるアオイガイの展示などの説明で話が弾みました。

写真②:「海とまちなみの会」の観光ボランティアガイド拠点事務所・「貝寄せ館」

     =福津市津屋崎3丁目で、2013年6月16日午後2時10分撮影

  私は平成23年(2011年)2月に郷土史と自然のガイド本・『津屋崎学―A Quaint Town Tsuyazaki-sengen Guide』(B5判カラー、314㌻。Obunest刊)』=写真③=を、同25年(2013年)5月に、津屋崎の自然と野鳥のアルバム、『津屋崎の四季――野鳥と自然のハーモニー』(A6判カラー、194㌻。Obunest刊)=写真④=をそれぞれ刊行。〈津屋崎町〉のイメージを詩の本の中に留めたいと、吉村青春ブログ開設前の同18年2月に出版した吉村青春第一詩集『鵲声―津屋崎センゲン』(A6判、175㌻。新風舎文庫刊)=写真⑤=と合わせ、津屋崎の歴史と自然の私家版記憶遺産化・著作〈津屋崎シリーズ〉3部作の完結を見ました。

写真③:『津屋崎学』第20版表紙

写真④:『津屋崎の四季――野鳥と自然のハーモニー』第5版並製本表紙

写真⑤:『鵲声―津屋崎センゲン』表紙

 7月7日には、佐賀県嬉野市塩田町の職人のまちづくりを目指している「塩田職人組合」の20人(女性7人。男性13人)が、全国町並みゼミの分科会を開催した「海とまちなみの会」の活動状況を視察したいと、津屋崎を訪問の予定。本会が〈津屋崎千軒〉町歩きガイドを行い、懇談できるのが楽しみです。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2013年6月14日/〈日記〉506・花卉泥棒にご用心を

2013-06-14 05:09:24 | 日記

写真①:盗まれたのと同じ種類の小ぶりの観葉植物(鉢植えの奥の花はゼラニュウム)

        =福津市津屋崎2丁目の拙宅前庭で、2013年6月13日撮影

花卉泥棒にご用心を!
津屋崎2丁目の「つばき通り」で
草花や観葉植物の盗みが横行していますよ

 福津市津屋崎2丁目(新東区)の県道502号線(通称「つばき通り」)に面した拙宅前庭で、細君が高さ30㌢ほどに育てていた観葉植物=写真①=の大きな鉢植えが盗まれているのに6月13日夕、気付きました。隣家でも、玄関前の通りに面して置いていたペチュニアの鉢が最近盗まれ、以前は前庭の花壇に植えていた草花が根こそぎ盗まれたこともあるという。

 平成8年(1996年)に今の拙宅を建てるまで住んでいた古い町並み・〈津屋崎千軒〉内にある津屋崎3丁目(旧天神町)のマイホームでは、こんな花卉の盗難は聞いたことがありません。「つばき通り」=写真②=は、福津市津屋崎庁舎前から「宮地嶽神社」前を経て福間駅に通じる2車線道路で、車や人の往来も多いことから、昼間に下見して夜間、盗んだ花卉を車に積み込んで逃げたのでしょう。

  

写真②:県道502号線(通称「つばき通り」)に面した新東区住宅街(向こうが福津市津屋崎庁舎方向)

    =福津市津屋崎2丁目で、6月13日撮影

 盗まれた観葉植物は、細君が神戸市の妹からもらって大切に育てていたもので、心ない花盗人に対抗して監視カメラ設置などの防犯、自衛策が必要のようです。福津市が誕生して新興住宅も増え、物騒な津屋崎に変容してきているのでしょうか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2013年6月13日/〈津屋崎の四季〉956:イタチの子

2013-06-13 07:11:39 | 風物

写真①:コンクリート塀の上を歩くイタチの子
     =福津市末広で、2013年6月13日午前5時50分撮影

末広の宅造地にイタチの子

カラスに追われ、逃げ惑う


 6月13日早朝、福津市末広の農道わきの宅造地でイタチの子を見かけました=写真①=。宅造地と南側の田んぼを仕切ったコンクリート塀の上をそろそろ歩くイタチの子は、けたたましく鳴き叫ぶカラス2羽とカササギ1羽に追いかけられ、逃げ惑います。

 宅造地は、田んぼを埋めて売り出され、住宅1軒が完成、その南側にもう1軒の住宅が建設中。イタチの子は、完成した住宅の裏手にどうにか逃げ延びました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2013年6月12日/〈津屋崎の四季〉955:末広の田んぼにもアサギマダラ飛来

2013-06-12 08:40:30 | 風物

写真①:田んぼに飛来したアサギマダラ
     =福津市末広で、2013年6月12日午前6時10分撮影

末広の田んぼにも飛来

渡りの途中か、アサギマダラ1匹


 福津市末広の田んぼに6月12日朝、「海を渡るチョウ」・アサギマダラ(タテハチョウ科)が1匹飛来していました=写真①=。

 〝貝寄せの浜〟・津屋崎浜で6月6日朝、約10匹の群れの渡来を見つけて以来、同浜では7日に12匹、12日に3匹を確認。12日に数が減ったのは、渡去した個体が増えたからでしょうか。この朝、津屋崎浜から北方の末広で見かけた1匹も、渡る途中かも。

 2010年5月23日朝には福津市の白石浜で、翌24日朝には勝浦浜で各1匹が飛んでいるのを確認しています。

 アサギマダラは、褐色の翅に浅葱色(あさぎいろ。薄い青色)の斑(まだら)模様があるのが特徴。末広の田んぼの畦で、翅を閉じて草花に止まった個体=写真②=も、元気に海を渡って行ってほしいものです。



写真②:浅葱色の翅を閉じたアサギマダラ
     =福津市末広で、12日午前6時10分撮影

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2013年6月10日/〈日記〉505・「宝来軒」6月末閉店へ

2013-06-10 17:20:21 | 日記

写真①:6月末で閉じる津屋崎の人気ラーメン店・「宝来軒」

         =福津市津屋崎3丁目で、2013年6月9日撮影


津屋崎の人気ラーメン店
「宝来軒」6月末で閉店へ

 悲しいニュース。福津市津屋崎の人気ラーメン店・「宝来軒」=写真①=が6月末閉店です。〈津屋崎千軒〉の観光ボランティアガイドで、町歩き後の食事処を聞かれる身としては、古い町並みにふさわしく、昭和の時代から続く豚骨ラーメンの名店として選択肢の一つに推奨していただけに、残念です。

  10日昼前、無念の思いで津屋崎3丁目の「宝来軒」を訪れ、別れを惜しみながら豚骨味の名物ラーメンを味わいました。店内は、いつものようにお客さんでいっぱい。ラーメンの並(450円)では量が足りないので大(600円)=写真②=を注文。チャーシュウや海苔、硬めの麺が入ったラーメンは、塩分少なめの淡い豚骨スープが美味しく、昭和30年代の子供のころからなじんだ懐かしい味わいでした。

 

写真②:チャーシュウや細麺が入ったラーメンの大

    =「宝来軒」で、6月10日午前11時40分撮影

 創業56年という人気ラーメン店の廃業を惜しみ、「後継ぎはいないの?」と女将さんに尋ねる男性常連客の姿も見られました。江戸時代から昭和まで〈津屋崎千軒〉の〝職人町〟だった旧天神町の東はずれにあり、観光客にもお薦めのラーメン店として福岡の情報誌にも再三紹介されてきた名店だけに、閉店は本当に残念です。

 皆様、暖簾が出ている今のうちに名物ラーメンを食べに「宝来軒」へお出かけ下さい! 営業時間は午前11時30分から午後4時までで、火曜が定休です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

〈催事〉0235:「菖蒲まつり」賑わう

2013-06-08 19:40:03 | 行楽催事

写真①:観賞客で賑わう〈江戸菖蒲苑〉
      =福津市宮司元町の「宮地嶽神社」で、2013年6月8日午後4時25分撮影

 「菖蒲まつり」賑わう

江戸菖蒲が見ごろです

――「宮地嶽神社」

   「菖蒲まつり」を開催中の福津市宮司元町の「宮地嶽神社」では6月8日、民家村自然広苑にある〈江戸菖蒲苑〉の紫色や白色の江戸菖蒲の花が見ごろになり、多くの観賞客が訪れていました=写真①=。

 広苑内で土鈴や竹細工などを展示販売する「民家村民芸展」にも、家族連れや女性らが立ち寄る姿も=写真②=。境内では、富士宮焼きそばや浜松餃子など全国のうまいものを楽しめる「B級うまいもの市」も開かれ、賑やかでした。「菖蒲まつり」は、16日まで。

  

写真②:「民家村民芸展」に立ち寄る人たち

     =「宮地嶽神社」・民家村自然広苑で、8日午後4時45分撮影

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2013年6月6日/〈津屋崎の四季〉954:〝貝寄せの浜〟にアサギマダラの群れ飛来

2013-06-06 17:19:00 | 風物

写真①:海を渡って津屋崎へ飛来したアサギマダラ
     =福津市の津屋崎浜で、2013年6月6日午前6時50分撮影

 Bon Voyage! 元気に海を渡って行け

〝貝寄せの浜〟・津屋崎浜にアサギマダラの群れ飛来

 福津市の〝貝寄せの浜〟・津屋崎浜で6月6日朝、「海を渡るチョウ」で有名なアサギマダラ(タテハチョウ科)=写真①=が約10匹も飛び回っているのを見つけました。2010年5月23日朝には同市の白石浜で、翌24日朝には勝浦浜で各1匹が飛んでいるのを確認しましたが、津屋崎へ飛来した群れを目撃したのは初めてです。

 褐色の翅に浅葱色(あさぎいろ。薄い青色)の斑(まだら)模様があるのが特徴。初夏に沖縄・南西諸島から本州方面へ北上して涼しい高原地帯で過ごし、秋には南へ渡る体長約10㌢の大型のチョウです。津屋崎浜で見かけた個体は、スナビキソウ(砂引草=ムラサキ科)の白い花に止まって蜜を吸っていました=写真②=。


写真②:スナビキソウの花の蜜を吸うアサギマダラ
     =津屋崎浜で、6日午前6時50分撮影

  アサギマダラが群れ飛ぶ津屋崎浜の波打ち際では、玄界灘の満ち潮で多くの貝が白い砂浜に打ち上げられています=写真③=。福岡県で最も多い689種類の貝が記録されている津屋崎の〝貝寄せの浜〟に、日本列島縦断というスケールの大きな旅をするチョウたちが立ち寄り、豊かな自然環境の津屋崎を讃えてくれているようです。

  Bon Voyage! よい旅を

アサギマダラたちよ、元気に海を渡って行け


写真③:満ち潮の波で白い砂浜に打ち上げられる貝たち

     =津屋崎浜で、6日午前6時25分撮影

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2013年6月4日/〈津屋崎の四季〉953:見ごろを迎えた〈江戸菖蒲苑〉

2013-06-04 09:13:48 | 風物

写真①:咲き誇る紫色や白色の江戸菖蒲の花
      =福津市宮司元町の「宮地嶽神社」・〈江戸菖蒲苑〉で、2013年6月4日撮影

 江戸菖蒲の花が満開

アジサイの花も見ごろです

――「宮地嶽神社」・民家村自然広苑

  6月4日朝、福津市津屋崎はいい天気です。宮司元町の「宮地嶽神社」・民家村自然広苑にある〈江戸菖蒲苑〉では、紫色や白色の江戸菖蒲の花が満開=写真①=。同神社では、100種10万株を植栽した「九州随一の江戸菖蒲苑」とPR、6月16日まで「菖蒲まつり」を開催中で、広苑内で土鈴や竹細工などを展示販売する「民家村民芸展」が催され、7日から9日までは境内で富士宮焼きそばや浜松餃子など全国のうまいものを楽しめる「B級うまいもの市」も開くという。

 昭和54年(1979年)、福岡県小郡市からに民家村自然広苑に移築された〈鉤屋(かぎや)造り民家〉・「旧中島治市邸」前では、アジサイの紫色の花も見ごろです=写真②=。早朝は、飛来した夏鳥・ホトトギスの鳴き声も楽しめます。

    谺して山ほととぎすほしいまゝ  杉田久女

写真②:見ごろになったアジサイの紫色の花

     =「宮地嶽神社」・民家村自然広苑で、4日撮影

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2013年6月2日/〈福津市津屋崎の野鳥〉149:アカガシラサギ

2013-06-02 04:39:12 | 福津市津屋崎の野鳥

写真①:水田に渡来したアカガシラサギ

      =福津市末広で、2013年5月29日午前7時17分撮影

 5月29日早朝、福津市末広の水田に、旅鳥のアカガシラサギ(サギ科)が渡来していました=写真①=。日本では中部地方以南で飛来の記録がありますが、確認例は多くはないという。

 体長45㌢で、頭頂から後ろ首にかけて赤褐色です。首を高く伸ばして、辺りを警戒しているように見えます=写真②=。

写真②:首を高く伸ばして辺りの様子を見るアカガシラサギ

     =5月29日午前7時16分撮影

 正面から見ると、黄色い嘴の上部は金属光沢を施したような金ピカに見えました=写真③=。宮崎市でも、2010年と2012年の春に渡来が確認されており、熊本では繁殖例があるという。ひょっとして津屋崎でもと5月30日朝、渡来現場を再訪しましたが、姿は見られませんでした。渡りの途中だったようです。

写真③:黄色い嘴の上部が金属光沢を施したようなアカガシラサギの正面顔

     =5月29日午前7時16分撮影

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする