吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

2007年5月31日/〈今月・来月の行楽・催事案内〉034

2007-05-31 14:56:52 | 行楽催事
〈6月・7月の行楽・催事案内〉


写真①:「菖蒲はなコンサート」開催を知らせる宮地嶽神社・〈菖蒲まつり〉のポスター
     =福津市津屋崎で、2007年5月19日午後5時11分撮影

6月

9日(土)=菖蒲はなコンサート=写真①=:午前11時、福津市宮司元町の「宮地嶽神社」民家村自然広苑・石舞台。同神社氏子らによる「宮地嶽三柱太鼓」の和太鼓演奏や、インド舞踊などが披露されます。

宮地嶽神社(福岡県福津市宮司元町):◆交通アクセス=〔電車・バスで〕JR鹿児島線福間駅下車、西鉄バス津屋崎橋行きか、神湊波止場行きで10分の「宮地岳宮前」で下車し、徒歩5分〔車で〕九州自動車道古賀インターから約15分。駐車台数1200台。問い合わせは、宮地嶽神社(0940-52-0016)へ。

宮地嶽神社
       宮地嶽神社の位置図
       (ピンが立っている所)

16日(土)=「蔵・しっくコンサート~オカリナとフルートの昼下がり~」=写真②=:14:00~15:00、福津市津屋崎新町の「豊村酒造」。市主催、豊村酒造協力。オカリナとフルートの講師児玉麻紀さんが、オカリナとフルートを演奏。入場無料。満席の場合は、立ち見になります。駐車場がないので、津屋崎漁港の市お魚センター駐車場の利用を。問い合わせは、市企画政策課(℡0940-43-8115)。


写真②:「蔵・しっくコンサート~オカリナとフルートの昼下がり~」のポスター
     =福津市津屋崎で、5月26日午後6時46分撮影
               
16日(土)=御田植祭:午前10時、宮地嶽神社御神田。ご神前にお供えした苗をボーイスカウトや神社近くの子供たちが御神田に田植えし、五穀豊穣を祈ります。祭典後の直会では、昔懐かしい「田植えだんご」が振る舞われます。
                                   
7月

28日(土)=奥之宮不動神社夏季大祭:宮地嶽神社・奥之宮。日本最大級の横穴式石室をもつ巨大古墳・「宮地嶽古墳」(国指定史跡)に鎮座する不動明王のご神徳に感謝する祭典。この日は、今年最後のご開門日で、石室内で参拝できます。
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2007年5月30日〈福津市津屋崎の野鳥〉099:コシアカツバメ

2007-05-30 06:03:43 | 福津市津屋崎の野鳥
写真①:「津屋崎橋」そばのロープにスズメ(右側)と並んで止まったコシアカツバメ
     =福津市渡で、2007年5月29日午後5時撮影

 腰の赤いツバメを知っていますか。そう、コシアカツバメ(ツバメ科)=写真①=が、福津市渡の「津屋崎橋」で集団営巣しています。

 夏鳥で、体長18㌢。全国に飛来する夏鳥・ツバメ(ツバメ科、体長17㌢)よりやや大きい。雌雄同色。腰は赤褐色=写真②=。頭や背は光沢のある藍黒色、腹部は淡褐色で褐色の縦斑があります。


写真②:赤褐色の腰を見せて橋側面のコンクリートに止まったコシアカツバメ
     =「津屋崎橋」で、5月29日午後4時34分撮影

 「チュイチ、ジュリリ、ジュ、ジュ」と囀り、飛びながら「チビッ、ジュビッ」と鳴きます。巣は泥や枯れ草などで作られ、徳利を縦に割って張り付けたような形に見え、横に入り口があります=写真③=。


写真③:泥で徳利を縦に割って張り付けたような形に作られたコシアカツバメの巣
     =「津屋崎橋」で、5月29日午後4時42分撮影


 ツバメ科の野鳥では、ほかに山の岸壁に集団で営巣し、腰が白い夏鳥・イワツバメ(体長14㌢)を宮崎県内の山地で見たことがあります。奄美大島以南に生息する茶色い腹のリュウキュウツバメ(体長13㌢)や、北海道で繁殖する腹部の白いショウドウツバメ(体長12㌢)は、まだ見たことがありません。
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2007年5月29日〈エッセー〉006:湯布院と津屋崎の町興し

2007-05-29 23:53:44 | エッセー
写真①:「ゆふいんビール」で販売されている地ビール
     =福津市津屋崎で、2007年6月1日午後7時33分撮影


・連載エッセー『一木一草』

第6回:2007.5.29
 
湯布院と津屋崎の町興し


 「人のぬくもりのある町、癒しの里・湯布院」。一村一品運動と連携、自然と共生するまちづくりで知られる大分県湯布院町(現由布市湯布院町)は、同じように「人のぬくもりがあり、癒される町」津屋崎の町興しの参考になる先進地ではないでしょうか。

 私が読売新聞山口総局長時代の1995年9月21日、読売新聞西部本社が山口県宇部市で開催したイベント「情報発信――こちら宇部移動支局」の街おこしシンポジュウム『宇部会議』では、当時の湯布院町(人口約1万2千人)で町興しの一策として九州初の地ビール=写真①=を醸造するなどして注目を集めていた旅館「ゆふいん山水館=写真②=」社長(当時)・小野正文さん(ゆふいんビール社長)を招き、「ゆふいんの町づくり」と題して基調講演をしていただきました。


写真②:九州初の地ビール醸造で注目を集めた旅館「ゆふいん山水館」
     =由布市湯布院町で、07年5月31日午前9時47分撮影


 小野さんの基調講演によると、75年4月に町を直下型の地震が襲い、営業中止に追い込まれた温泉旅館の復興をPRするため、同年7月に辻馬車の運行を、8月には「第1回ゆふいん音楽祭」を、10月には「牛喰(く)い絶叫大会」をスタートさせました。翌76年には「湯布院映画祭」が始まり、町基本構想の理念として「住みよい町こそ、訪れて良い町」を策定し、この考えを基にした町づくりを以後20年間展開してきたという。

 町全体で取り組むソフト事業については、3K=環境(自然を大切にする)、快適性(アメニティー)、価値観(品格の向上)=の3点を決定。小野さんは、アメリカ西海岸の町・カーメルを視察した際、町の中心に住民と観光客が触れ合うショッピングモールがあることを知り、湯布院にもこうしたプラザを設けたいと、規制緩和で認められた地ビールの醸造を94年に始めました。

 〈住民に居心地のいい町をつくることが、外から人を呼ぶことにつながり〉、〈住民が誇りを持つ町になると観光客が訪れる〉、として「町の価値観を高める地域づくり」を進めていきたい――。小野さんは、こう話して基調講演を終えましたが、西鉄宮地岳線津屋崎―新宮駅間が3月限りで廃線になった津屋崎の置かれた社会状況を考えると、今も津屋崎の町興しの大いなるヒントを与えてくれる講演だと思います。
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2007年5月29日/〈津屋崎の四季〉099・宮地嶽神社境内でホトトギスの初音聞く

2007-05-29 10:28:03 | 風物
写真①:夏鳥・ホトトギスの初音が聞こえた菖蒲苑
     =福津市宮司元町の宮地嶽神社「民家村自然広苑」で、2007年5月29日午前8時39分撮影

 福津市宮司元町の宮地嶽神社境内で29日朝、夏鳥・ホトトギス(カッコウ科)の初音を聞きました。境内東側にある「民家村自然広苑」の菖蒲苑=写真①=付近で探鳥している時、北東の裏山の方から「キョッ、キョ、キョ、キョ、キョ」という鳴き声が響いていました。津屋崎地区では、2007年のホトトギスの第一声です。

 06年に津屋崎地区でホトトギスの初音を聞いたのは5月14日、西部の渡半島にある里山・大峰山(標高114㍍)からでした。5月27日には、勝浦の市営「あんずの里運動公園」の山林で、6月10日には在自の里山・在自山(標高249㍍)からも鳴き声が聞こえてきました。

 07年5月27日、津屋崎より山深い福間地区の福津市本木にある市営本木川自然公園「ほたるの里」でホトトギスの初音を聞いていただけに、そろそろ津屋崎地区でも聞かれるころでは、と思っていたので、宮地嶽神社で聞けた鳴き声に、思わず「お帰り」と呼びかけたくなりました。

 鳴き声のする方向をたどって歩くと、「民家村自然広苑」東側の農道を東に越えた裏山(福津市手光)=写真②=から「キョッ、キョ、キョ、キョ、キョ」という鳴き声が繰り返し聞こえてきました。


写真②:ホトトギスの初音が聞こえた「民家村自然広苑」東側の裏山
     =福津市宮司元町で、5月29日午前8時43分撮影

 宮崎市にいる「日本野鳥の会」会員の〝鳥友〟・I君のメール通信によると、宮崎県内では07年のホトトギスの飛来は96年より遅れ気味という。津屋崎地区では、06年夏は8月5日にも在自山から聞こえてくる鳴き声を確認しており、07年も8月初旬まで鳴き声を楽しめそう。
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2007年5月29日/〈福間・町歩き〉008・上西郷の〝自然標語〟の道

2007-05-29 07:29:24 | 福間・町歩き
写真①:「自然がたくさん 生き物がすめる西郷川」と呼びかける標語の立て札
     =福津市上西郷で、2007年5月27日午前11時05分撮影

〈福間・町歩きスポット〉 8

:上西郷の〝自然標語〟の道

 福津市上西郷の西郷川右岸の堤防道路を歩いていると、田んぼのわきに〝自然標語〟の立て札が並んでいるのが目に入ります。

 たとえば、「自然がたくさん 生き物がすめる西郷川 上西郷区 伊藤 ゆきな」=写真①=。作者の「伊藤ゆきな」さんは、たぶん近くの内殿地区にある上西郷小学校の児童でしょう。

 上西郷小は飯盛山の麓にあり、豊かな自然環境に恵まれ、1学年1クラスという小さな学校のようです。堤防道路をしばらく歩くと、また標識がありました=写真②=。

 「魚がいっぱいすめるような きれいな西郷川にしよう 上西郷区 旗生 庄平」


写真②:「魚がいっぱいすめるような きれいな西郷川にしよう」の標語の立て札
     =福津市上西郷で、5月27日午前11時07分撮影

 また、堤防道路を行くと、次の標識が立っています=写真③=。

 「西郷川のまわりには いつも花のえがおであふれている 内殿区 井上 かな子」


写真③:「西郷川のまわりには いつも花のえがおであふれている」の標語入り立て札
     =福津市上西郷で、5月27日午前11時08分撮影

 自然や魚をはじめとした生き物、花があふれる西郷川に――と子どもたちが願う標語が立ち並ぶ道を散歩していると、体だけでなく心の中まで温かくなってきます。「津屋崎干潟」や「津屋崎松原」、「福間海岸」など福津市のあちこちに、こんな「〝自然標語〟の道」を増やしたいものです。


「〝自然標語〟の道」(福津市上西郷):◆交通アクセス=〔バスで〕JR九州「西郷」バス停下車、徒歩1分〔車で〕九州自動車道古賀インターから約10分。駐車場は、県道30号線を挟んで斜め向かいにある市営農産物直売所「ふれあい広場ふくま」の駐車場を利用。

上西郷の〝自然標語〟の道
  「上西郷の〝自然標語〟の道」位置図
       (ピンが立っている所)
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2007年5月28日〈福津市津屋崎の野鳥〉098:クロツラヘラサギ1羽が飛来

2007-05-28 21:29:36 | 福津市津屋崎の野鳥
写真①:「津屋崎干潟」に飛来した1羽のクロツラヘラサギ
     =福津市渡で、2007年5月28日午後4時46分撮影

 福津市渡の「津屋崎干潟」に28日、クロツラヘラサギ(トキ科)1羽が飛来しました。津屋崎に住むバードウオッチャー、渋田和美さんが見つけ、私に知らせてくれました。羽の中に嘴を入れて休んでいますが、時折姿勢を変える時に顔を観察したところ、確かにクロツラヘラサギでした=写真①=。

 「津屋崎干潟」に飛来していたクロツラヘラサギの群れは5月17日に姿を消し、繁殖地の朝鮮半島方面へ〝北帰行〟したと思われていました。「おっと、まだ残っていますよ」といわんばかりに、姿を見せた1羽はどこから来たのでしょうか。

 飛来していた宮崎県内から北上したのでしょうか。それとも、福岡市の博多湾の飛来地から来たのか。中国から流れ込む連日の黄砂にたまりかね、〝北帰行〟の途中に引き返したのか――。それにしても、1羽だけというのも気にかかります。

 脚に観察標識のリングを付けていればともかく、2006年12月から「津屋崎干潟」を訪れていた個体かどうかは分かりません。29日以降も滞在するのか、目が離せませんね。
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2007年5月28日/〈日記〉125・筑前あしや「海の駅」を訪問

2007-05-28 16:12:44 | 日記
写真①:遠賀漁協柏原活魚センター・筑前あしや「海の駅」の外観
     =福岡県芦屋町山鹿で、2007年5月28日午前11時49分撮影

 福岡県芦屋町山鹿にある遠賀漁協柏原活魚センター・筑前あしや「海の駅」=写真①=を28日、細君とドライブをして訪ねました。新鮮な魚介類の直売施設で、平日ながら女性グループや家族客で賑わっていました。

 平屋の入り口から建物内に入ると、福津市津屋崎の津屋崎漁港にある市営「お魚センターうみがめ」のような生け簀が中央にあり、タイやヒラメが泳いでいました。窓から海が見える西側に、活きのいいイカや魚、サザエなどを味わえる御食事処=写真②=も設けられており、昼食に海鮮丼と刺身定食を注文しましたが、ボリュームたっぷりで新鮮な味でした。閉店になった福津市営「お魚センターうみがめ」2階のレストラン・『とるちゅー亭』跡も活き魚料理に特化したレストランの入居を図ったらよいのでは、と感じました。


写真②:ゆったりとした席で活魚料理を味わえ、芦屋海岸の眺望も楽しめる御食事処
     =筑前あしや「海の駅」で、5月28日午前11時23分撮影

 ドライブの帰りに近くの国民宿舎「マリンテラスあしや」に寄り、展望所から見た芦屋海岸の眺め=写真③=はなかなかのものでした。


写真③:国民宿舎「マリンテラスあしや」から望む美しい芦屋海岸の眺め
     =福岡県芦屋町で、5月28日午前11時49分撮影

筑前あしや「海の駅」(福岡県芦屋町山鹿):◆交通アクセス=〔車で〕福津市津屋崎から国道495号線経由で約40分。営業時間は、午前9時―午後7時。御食事処の営業は午前11時―午後7時(午後6時、オーダーストップ)。水曜日定休。駐車場あり。問い合わせは、「海の駅」(℡093-223-5620)へ。

筑前あしや「海の駅」
      筑前あしや「海の駅」位置図
      (ピンが立っているところ)
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2007年5月27日/〈津屋崎の四季〉098・アジサイ咲き、山ではホトトギス鳴く

2007-05-27 18:30:00 | 風物
写真①:黄砂でくすむ大気も明るくしそうなアジサイの鮮やかな赤い花
     =福津市新東区で、2007年5月27日午後4時46分撮影

 福津市津屋崎は27日も、中国大陸から飛んで来た黄砂で大気もくすんだように見えました。新東区の住宅地を散歩していると、庭に植えられたアジサイ(アジサイ科)の鮮やかな赤い花=写真①=が目に映り、なんだか明るい気分になりました。

 しばらく歩くと、同じ新東区で青いアジサイの花=写真②=が咲いている住宅もあり、今度は梅雨の季節が近いのを告げられたような気がしました。


写真②:梅雨到来近しを告げる感じの青いアジサイの花
     =福津市新東区で、5月27日午後4時48分撮影

 2006年に津屋崎で夏鳥・ホトトギス(カッコウ科)の初音を聞いたのは5月14日、西部の渡半島にある里山・大峰山(標高114㍍)からでした。その後、5月27日に勝浦の市営「あんずの里運動公園」の山林で、6月10日には在自の里山・在自山(標高249㍍)からも鳴き声が聞こえてきました。

 07年は津屋崎地区では、まだホトトギスの初音は聞かれませんが、きょう5月27日朝、津屋崎より山深い福間地区の福津市本木にある市営本木川自然公園「ほたるの里」では、「キョッ、キョ、キョ、キョ、キョ」と元気のよい雄の鳴き声が山林に響いていました。
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2007年5月27日〈福津市福間の野鳥〉005:ケリが福津市で繁殖か

2007-05-27 09:39:58 | 福津市福間の野鳥
写真①:県道30号線の歩道をよちよちと歩くケリの若鳥
     =福津市上西郷の西郷川左岸で、2007年5月27日午前7時20分撮影

 福津市上西郷の田んぼで2月4日、「冬鳥」・ケリ(チドリ科)の群れ5羽を市内で初めて見かけました。その後、現場は下水道工事が始まり、ケリの姿は消えていました。

 ところが、きょう5月27日、現場から約1㌔・㍍北東の西郷川左岸の県道30号線の歩道を若鳥がよちよちと歩いているのを見つけました=写真①=。そばに若鳥がもう1羽おり、計2羽を確認しました=写真②=。


写真②:県道30号線の歩道脇で親鳥を待つケリの若鳥2羽
     =福津市上西郷で、5月27日午前7時20分撮影


 「ケリ、ケリリ」と、親鳥がけたたましく鳴いて若鳥のそばに舞い降り、安全な道路わきの方へ誘導していました=写真③=。車に轢かれないように横断歩道で子供の手を引く人間の親を見るようでした。


写真③:若鳥(左側)を安全な県道30号線わきの空き地へ誘導したケリの親鳥
     =福津市上西郷で、5月27日午前7時23分撮影

 若鳥がいるということは、ケリは「冬鳥」ではなく、年中いる「留鳥」として福津市内で繁殖している可能性が強まりました。福津市津屋崎勝浦でも4月29日、5羽の群れを津屋崎地区で初めて見つけており、福間地区の上西郷とともに繁殖地になっていそうです。

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2007年5月26日/〈津屋崎の四季〉097・黄砂でかすむ山容

2007-05-26 20:37:13 | 風物
写真①:繁殖期を迎えて目先が青くなったダイサギ
     =福津市渡の「津屋崎干潟」で、2007年5月26日午後3時21分撮影

 福津市津屋崎は26日午前、中国大陸から飛んで来た黄砂に見舞われ、遠くの山がかすんで見えるほどでした。

 西からの風が強く、津屋崎海岸では白波が打ち寄せていました。福津市渡の入海にある「津屋崎干潟」では、午後からは波も静かで、ダイサギ(サギ科)が浅瀬で長い首を伸ばして餌を探しています。夏羽(繁殖期)の嘴は冬羽(非繁殖期)の黄色から黒色に変わり、目先が青くなり、魅力的です=写真①=。

 そばの干潟では、留鳥のカルガモ(カモ科)2羽がのんびりと羽を休めています=写真②=。上空では、2羽のミサゴ(タカ科)がしきりに旋回していました。


写真②:のんびりと羽を休める2羽のカルガモ
     =「津屋崎干潟」で、5月26日午後3時31分撮影
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