吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

2006年11月19日/〈日記〉51・「津屋崎千軒考え隊」第4回ワークショップで佐賀視察(1)

2006-11-19 20:49:45 | 日記
写真①:肥前浜宿「継場」(左手前の建物)を視察する「津屋崎千軒考え隊」員たち
     =佐賀県鹿島市浜町八宿乙で、2006年11月19日午前10時42分撮影


 「津屋崎千軒」通りの浮揚策を図る〈「津屋崎千軒考え隊」第4回ワークショップ〉が19日、行われました。福津市役所から市のマイクロバスで隊員と市担当者ら計21人が出発し、佐賀県鹿島市の長崎街道筋の宿場町・「肥前浜宿(はましゅく)」など「津屋崎千軒」の活性化と共通点の多い町並みや施設を視察。隊員の私も午前8時15分、津屋崎庁舎からバスに乗って参加、福間庁舎から乗車の隊員らと合流しました。津屋崎庁舎には午後5時45分帰着、一日がかりでしたが、得るものが多かったと感じました。視察先の街づくりの様子を、今日からシリーズで紹介します。

 九州縦貫道の武雄北方インターから鹿島市の長崎街道多良(たら)往還(多良海道)の宿場町・「肥前浜宿」入り。室町時代に船着き場として栄え、今も面影を残しています。まず、江戸時代に旅人の荷物を宿場から宿場へ送る人馬の継ぎ替え場の建物「継場(つぎば)」や、酒蔵通りの酒造場(国登録文化財)などの町並みを視察しました。

 この後、地元有志で結成しているNPO法人「肥前浜宿水とまちなみの会」の熊本義泰代表(日本工芸会正会員)から活動ぶりを聞きました。それによると、①酒蔵でコンサートを開いたり、「継場」を修復してNPOの活動拠点にするなど、ソフト事業を積極的に展開②佐賀大学教官や佐賀県幹部の良きアドバイザーの協力を得て、行政の補助金を有効に利用している――という。高い志で粘り強く活動を続けている熊本さんらが、一流のアーティストを招いてコンサートを開くなど、歴史的町並みの活性化にはキーパーソンが不可欠と思いました。

 昼食後、佐賀市唐人町に商店街活性化を図る施設として平成17年度に建設された3階立てビル「唐人茶屋」に午後2時30分到着。施設の指定管理者として運営をしているまちづくり団体の中間支援組織・「佐賀CSO推進機構」から施設の紹介を1時間受けました。それによると、空き家を改装して1階に主婦などの集える喫茶店、2階に会議室、3階に事務所を構え、周辺の地域づくり団体の活動拠点になっており、既存施設を利用した地域住民の活動の場として参考になりました。


写真②:商店街活性化を図る施設・「唐人茶屋」
     =佐賀市唐人町で、19日午後3時46分撮影=

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2006年11月19日〈津屋崎の野鳥〉031:ツグミ

2006-11-19 04:32:10 | 福津市津屋崎の野鳥
●写真①:電線に胸を張って止まったツグミ(ツグミ科)
      =福津市新東区で、2006年11月13日午前7時50分撮影

 冬鳥のツグミたちが、北国から福津市に次々と到着です。頭を斜め上に向け、胸を張って、電線に止まっています=写真①=。11月13日は、朝の散歩の途中、自宅近くの住宅街で4羽も見かけました。

 栗色の翼に、胸や腹に黒い斑点=写真②=、眉の上にクリーム色の横線があります。体長24㌢。直線を描くように飛び、翼を数回羽ばたいてはたたみ、すぐまた羽ばたくのが特徴です。


写真②:胸や腹に黒い斑点のあるツグミ
     =福津市新東区で、06年11月13日午前7時49分撮影

 冬季に、全国に飛来します。鳴き声は「クエッ、クエッ」。冷え込んだ11月18日朝は、自宅近くの住宅の屋根瓦に止まった1羽が、体を丸くしていました。


写真③:住宅の屋根瓦に止まり、体を丸くしているツグミ
     =福津市新東区で、06年11月18日午前7時46分撮影
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