吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

〈催事〉0507: 菖蒲まつり始まる

2017-05-27 12:28:57 | 行楽催事

 

写真①:咲き始めた青紫、白など色とりどりの「江戸菖蒲」の花

     =福津市宮司元町の宮地嶽神社・「江戸菖蒲苑」で、2017年5月27日撮影

「菖蒲まつり」始まる

――福津市・「宮地嶽神社」

  福津市・「宮地嶽神社」境内の「江戸菖蒲苑」で、青紫、白など色とりどりの江戸菖蒲の花が咲き始め=写真①=、きょう5月27日から「菖蒲まつり」=写真②=が始まりました。6月11日まで。

 

写真②:拝殿前の境内にも並べられた菖蒲の花

     =宮地嶽神社で、27日撮影

  「菖蒲まつり」は、「宮地嶽神社」が100種10万株を植栽した「九州随一の江戸菖蒲苑」に多くの観賞客を呼びたいと開催。31日午前10時から「初刈り神事」、6月2日から4日まで境内で「ケータリングカー&グルメ博」が催されます。

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〈催事〉0506: 「夕陽風景時計」の公共空地一部占用許可3年延長

2017-05-25 13:17:40 | 行楽催事

 

写真①:夕陽が沈む方向と時刻、水平線の約150度のパノラマ風景が分かる宮地浜「夕陽風景時計」と版面

 宮地浜「夕陽風景時計」の「公共空地の一部占用」3年延長

福岡県知事の許可書が「海とまちなみの会」に届きました

  私が所属している福津市のまちづくりボランティア団体・「津屋崎千軒 海とまちなみの会」が平成26年7月3日、「宮地嶽神社」参道突き当たりの同市宮司浜4丁目の「宮地浜」(国有地)に設置した宮地浜「夕陽風景時計」=写真①=が、福岡県知事の「公共空地の一部占用」期間更新許可を得て、7月4日から同32年7月3日まで3年間の期間継続が認められ、夕陽観賞に訪れる多くの方たちが引き続き楽しめることになりました。

  宮地浜「夕陽風景時計」は、全国の約2百人から寄せられた寄付金約40万円で設置。「海とまちなみの会」会員の緒方義幸さんが、夕陽が沈む方向と時刻、福岡市の志賀島や福岡県新宮町の相島など水平線の島々が描かれた約150度のパノラマ風景が分かるように考案・設計、扇形に描いたステンレス製の時計版(縦60㌢、横100㌢)です。

  「海とまちなみの会」は、宮地浜「夕陽風景時計」を発着点として「宮司・浜の松原」、津屋崎浜、古風な趣のある町並み・〈津屋崎千軒〉を経て「宮地嶽神社」を回遊する「津屋崎里歩きフットパス」(歩程6.8km、所要時間2時間30分)を、福津市制施行10周年記念事業として市都市計画課(現都市管理課)と共働で同時計設置と同時に開設。市内初のフットパスで、平成27年9月30日、「新日本歩く道紀行100選選考委員会」(事務局東京)から『絶景の道100選』に福岡県内からただ一か所認定されました。

  宮地浜「夕陽風景時計」で夕陽が沈む方向と時刻を確かめて、クロマツの松原の小道や、海を渡り2千Kmもの旅をする蝶・アサギマダラ=写真②=が5,6月に飛来する「津屋崎浜」、「宮地嶽神社」石段最上部から宮地浜まで真っすぐ延びた参道沖に沈む夕陽絶景が2月と10月の年二度だけ望める〝光の道〟など、四季折々の景色の移ろいを楽しめます。

  

写真②:海浜植物・スナビキソウの花の蜜を吸うアサギマダラ

     =福津市・「津屋崎浜」で、平成27年5月24日撮影

  「公共空地の一部占用」許可の申請書には、宮地浜「夕陽風景時計」が新聞各紙やラジオ、テレビで紹介されたほか、NHKテレビで全国放送やNHK WORLDで国際放送され、平成29年5月までに観光客や市民の方々に親しまれる人気スポットになっている資料を添えて提出。5月23日付の小川洋知事名の占用許可書=写真③=が、福津市津屋崎2の「海とまちなみの会」事務局に届きました。

 

写真③:「海とまちなみの会」に届いた小川洋知事名の「公共空地の一部占用」許可書

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2017年5月17日:〈津屋崎の四季〉1175:田園景観

2017-05-17 16:03:42 | 風物

 

写真①:早朝の「津屋崎の里山連山」風景

       =福津市末広の「津屋崎干潟」東岸で、2017年5月17日午前6時撮影

 「津屋崎の里山連山」2景

 福津市津屋崎は5月17日朝、雲の多い天気。末広の「津屋崎干潟」東岸から水路の向こうに見える「津屋崎の里山連山」は、まだ陽光が射す前で黒っぽい姿です=写真①=。

  津屋崎7丁目の農道からは、黄金色に染まった麦畑が綺麗でした=写真②=。

 

写真②:黄金色に染まった麦畑(向こうに見える里山は在自山(左)と宮地岳(右)

     =福津市津屋崎7丁目で、午前6時20分撮影

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2017年5月6日〈エッセー〉055:「上田製菓」あす5月7日廃業

2017-05-06 20:48:15 | エッセー

 

写真①:江戸時代末期には営業していた「上田製菓」

     =吉村青春著『津屋崎学』93㌻゙に掲載の「第4節上田製菓」写真①から

 ・連載エッセー『一木一草』

 第55回:老舗和菓子店あす5月7日廃業

 さようなら! 和のスイーツ名店

福津市・〈津屋崎千軒〉の「上田製菓」閉店

  福津市津屋崎3丁目の〈津屋崎千軒通り〉にある江戸時代からの和菓子店・「上田製菓」=写真①=が、あす5月7日限りで廃業されます。徳川幕府に開国を迫った米使ペリーが浦賀に来航した江戸末期・嘉永6年(1853年)の翌7年(1854年)には営業していた老舗ですが、6代目店主の上田弘美さん(79)が体力的にきつくなっての店じまいで、163年の和菓子名店の歴史に幕が降ろされます。

  上田さん手作りの「破れ饅頭」(小豆餡)や「紅白饅頭」(白餡)など1個60円の饅頭が安くて旨いと人気。白餡に青海苔入りで磯の香りのする甘じょっぱい「恋の浦饅頭」=写真②=は、アカウミガメが砂浜に産卵のため上陸する玄界灘に面した福津市・「恋の浦」にちなみ、カメのイラストが焼き込まれており、観光客のお土産にお薦めの逸品です。昔は、丁稚奉公の菓子職人さんらもおり、店の隅には大正時代に使っていた法被を展示。また、上田さんご夫妻は座敷や家紋、江戸時代末期の手鏡、明治時代の漆塗りおぼんなども公開しており、〈津屋崎千軒〉観光の代表的な町家の一つでした。

  

写真②:カメのイラストが焼き込まれて人気の「恋の浦饅頭」(1個60円)

  5月5日、RKBテレビの番組「共感テレビ」で「5月7日、幕末から続く津屋崎の菓子店に幕」として放送され、6日は饅頭を買いに訪れる馴染み客が相次ぎ、昼前に売り切れの状態に。私が所属している福津市の町興しボランティア団体・「津屋崎千軒 海とまちなみの会」では7日午後2時、同市津屋崎3丁目の観光ガイド拠点事務所・「貝寄せ館」に会員が集合、会発足の平成19年から同会員の上田弘美さん、まさ子さん(78)ご夫妻の永年の労を労うとともに、この日で最後となる「恋の浦饅頭」を味わって、ご夫妻を囲んで記念撮影します。

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2017年5月5日:〈津屋崎の四季〉1174:麦畑の景観

2017-05-05 18:26:16 | 風物

 

写真①:黄色くなり始めた麦畑

   =福津市在自で、2017年5月5日午前8時45分撮影

 福津市津屋崎は5月5日、蒸し暑い天気。

  在自の高台に広がる麦畑では、麦の穂が黄色くなり始め、爽やかな気持ちにしてくれます=写真①=。麦秋の季節までもうすぐです。

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〈催事〉0505: 「カメリアステージ 図書・歴史資料館」外観整う

2017-05-04 05:44:33 | 行楽催事

 

写真①:旧福津市津屋崎庁舎再生整備工事で外観が整った市複合文化センター「カメリアステージ 図書・歴史資料館」

      =福津市津屋崎1丁目で、2017年5月1日撮影

 旧福津市「津屋崎庁舎」再生整備工事で外観整う

カメリアステージ 図書・歴史資料館」

  旧福津市津屋崎庁舎(3階建て延べ約3,800平方㍍。昭和62年建築)の再生整備工事で7月にオープンする市複合文化センター「カメリアステージ 図書・歴史資料館」の外観が5月1日までに整いました=写真①=。

  福津市行政経営企画課によると、福間庁舎に平成28年6月統合した旧津屋崎庁舎の1階は世界遺産展示室、市内で出土した貴重な文化財を展示する特別展示室、歴史資料室、新聞・雑誌閲覧コーナー、特産品紹介スペース、カフェカウンターを設け、施設の顔として賑わいを創出。2階は、親子読書室や学習室、講義用にも使えるスクリーン付きの多目的室などを備えた図書館を収容します。3階の「福津市企業センター」は、誘致企業(コールセンター業)のサテライトオフィスと、市内で起業を目指す民間業者が入居する貸事務所や入居者用の会議室を備えています。

 県道502号線(つばき通り)からの出入り口には、「カメリアステージ駐車場」の案内表示=写真②=が設置。

 

写真②:県道502号線からの出入り口にある「カメリアステージ駐車場」の案内表示

 「カメリアステージ 図書・歴史資料館」の正面=写真③=玄関に、「カメリアステージ 図書・歴史資料館」の文字が刻まれています=写真④=。玄関右側の壁には、休館日や夜間に返却の本を投函できる「本のポスト」が設けられています=写真⑤=。

  

写真③:「カメリアステージ 図書・歴史資料館」の正面外観

 

写真④:「カメリアステージ 図書・歴史資料館」の文字表示

 

写真⑤:返却の本を投函できる「本のポスト」

  「カメリアステージ 図書・歴史資料館」建物北側の県道502号線寄りの敷地に「津屋崎駐輪場」=写真⑥=、建物西側の敷地に「関係者駐車場」=写真⑦=があります。

  

写真⑥:建物北側の県道502号線寄りの敷地にある「津屋崎駐輪場」

  

写真⑦:建物西側の敷地に設けられた「関係者駐車場」

  建物東側の敷地に建てられた「カメリアステージ案内」標識=写真⑧=を見ると、建物裏(西側)に「関係者駐車場」から入る「福津市企業センター出入口」が表示され、「図書・歴史資料館出入口」斜め前の車道沿いに「ふくつミニバス停留所」と書かれています。建物東側にある住民票や各種証明書の発行業務を行う「津屋崎行政センター」と、その東側の「カメリアホール」(市文化会館)とともに利用できる「一般駐車場」は、旧津屋崎庁舎と「カメリアホール」利用者向けの従来の駐車場の樹木を撤去し、身体内部に障害を持つ方や妊娠中の女性など体力が弱い方の優先駐車の協力をお願いする「やさしい駐車スペース 優先」=写真⑨=を設けています。

 

写真⑧:東側の敷地に建てられた「カメリアステージ案内」標識

 

写真⑨:「一般駐車場」に設けられた「やさしい駐車スペース 優先」

  「カメリアホール」の指定管理者は4月1日、株式会社日比谷花壇、パブリックビジネスジャパン、サン・ライフの3社で結成した「福津市複合文化センター共同企業体」(福岡市博多区住吉1丁目)=写真⑩=に変わり、市文化会館・図書館・歴史資料館を管理・運営します。

  

写真⑩:「カメリアホール」に掲示された「福津市複合文化センター共同企業体」の説明表示

  福津市行政経営企画課は、2015年12月に地元関係団体代表を集めて市複合文化センターの基本設計について意見聴取会を開き、私も「津屋崎千軒 海とまちなみの会」の会員仲間らと質問や要望を行いました。同課は、1階には観光ガイドなどのボランティア団体が利用できるように、エントランスホール近くに「ボランティアスペース」や、奥の事務室横に4人がけテーブルを置いた「打ち合わせスペース」を設けたいと説明。

  津屋崎の観光ボランティアガイドを10年間してきた私は、①世界遺産登録の国内推薦候補になった「新原・奴山古墳群」や〈津屋崎千軒〉を訪ねる観光客のため、市複合文化センター前に大型貸切バスが乗り入れできる駐車場の確保を②特産品紹介スペースでは販売も行い、観光客が土産を買えるようにしてほしい③津屋崎庁舎の図書館については、指定管理者で年中無休を原則とし、休館日を設ける場合も福津市立図書館の月曜日とは違う曜日にして市民が利用できるよう運用してほしい――と要望しました。市は月曜にしていた「カメリアホール」の休館日を4月から火曜に変更、図書館・歴史資料館の休館日も火曜と12月28日から1月4日までとしています。しかし、図書館・歴史資料館の開館時刻が福津市立図書館の午前10時より1時間遅い同11時、閉館時刻は午後9時としており、大型貸切バスの駐車場や特産品紹介スペースでの土産品販売、「ボランティアスペース」、「打ち合わせスペース」設置の有無などについてはまだ明らかにしていません。センターの施設運営に協力するボランティア団体との連携や、利用者、来訪者優先のセンター運用を期待したい。

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