にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

弁膜症⑤

2021年11月02日 | 日々のこと


10/4~26の手術入院のざっくりした経過です。

10/4 大動脈閉鎖不全のため生体弁置換手術のため入院。
夫婦で医師から説明を受ける。
事前調査で大体のことは理解する。
手術の方式は、
胸の正中線をパックリ開けて行う従来方式と
骨のダメージが無い、右胸からぶち込む新しい方式がある。
医師は「あなたの場合どっちでもいけます。好きな方選んで~。」
え゛っ!こっちが選ぶの?
嫁は「先生がやり易そうな従来方式でバッサリやってもらったら?」と言うが
術後、運動能力の回復が早そうな新方式を選ぶ。

生体弁は、牛と豚があるので、医師に
「ビーフオアポーク?」と尋ねると
「牛を予定してますが、何か宗教上のこだわりとかあるのですか?」
「いや、ただ知りたかっただけです。」・・
ビーフハートになるのか・・

10/6 朝9時に手術室に入り、午後5時にICUで目覚める。
胸からドレン管が出ており、血交じりの液体がボトルに溜っている。
傷の痛みはあまり感じない。

10/9 尿管、ドレン管を外されICUから一般病棟に移る。
これはかなり早いらしい。回復が早いのが喜ばしく感じたが、一般病棟だと個室料金が発生することに後で気付く。
リハビリは歩行、チャリなどのメニュー。
おらの場合筋力は全然落ちておらず、”痛みにこらえながら頑張って歩けるようになる”的なものではなく、
リニューアルされたビーフハートと体とのマッチングをとるためのもの。
チャリの負荷を少し上げた途端に心拍数が爆上がりしたり、不整脈が生じたりして運動中止になる。
アイドリングが不安定で、アクセルを踏んでいないのにレッドゾーンまで回ってしまうエンジンみたい。
不整脈は、心臓に直付けされた電線が胸からピロンと出ていて、それに外付けのペースメーカーをつないで制御されてる。
そのペーシング(心臓がビクンとなるパルスがくる。)が不快。

血圧や不整脈の薬を飲まされる位で、あくまでオラ自身の体と心臓が馴染むのを待つ感じ。
術後2週間の退院を目論んでいたが、これに手間取った。

眠剤飲んでも、夜中、2時間毎位に目が覚める。
口の渇きと傷の為寝返り打てないせいか。
小刻みの睡眠・・不規則正しいリズムになってしまう。

10/26 動悸を感じることはあるが、不整脈が起きなくなったのでようやく退院。

手術痕は
右胸の鎖骨下に長さ10cm位の傷が横に。
ここからパイプ状のモノを心臓まで指し込んだのか。

右乳首の下方に2ヵ所穴あと。
ドレン管の穴。

右鼠径部に8cm位。
ここに人工心肺装置を接続。
ここは全く傷の痛み感じない。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« キース・ジャレット「NO END」 | トップ | 弁膜症⑥ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日々のこと」カテゴリの最新記事