にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

「あやしい天守閣 ベスト100城+α」 

2021年11月22日 | 日々のこと

居合のお仲間とお城巡りに行ったことで、城への興味が高まったオラ。
今年は姫路、津山、岡山方面ツアーがコロナ禍で、
駿府、浜松、高天神方面ツアーが手術入院で断念。
来年こそは旅に出たいですねえ。
6月信州、秋に松江、米子方面が計画されておりますが・・・


入院中、とても楽しめたお城の本。

『ニッポンが誇るあの城も実は……そのお城 果たしてホンモノ!? 魅惑のあやしい城めぐり

全国にそびえる“天守閣"から厳選100城 and more!
日本人が愛してやまない城に込めた夢と妄想と意気込みを見よ!

かつて日本には数万ともいわれる城があり、いまも100以上の“天守閣"が、観光名所として、
街のシンボルとして、地元の誇りとして、その地の歴史を体現するかのごとくそびえている。
しかし! 江戸時代から建つのはわずか12城、そのほかの天守閣はすべて後世の再建である。

いや、歴史的に天守が建っていたという事実があればまだマシで、それがなかった城にも天守閣が
建ち、それどころかそもそも城跡ですらないところにも天守閣は建っている。
その多くは地元の夢と妄想と意気込みの結晶なのだ。
しかし、それらをすべて“正しくない"と一刀両断していいのだろうか――。

本書はこうした“あやしい天守閣"の中から城跡に建つ101城を紹介するとともに、
さらに城跡とは無関係な天守風・城郭風建物もピックアップ。その知られざる正体を探っていく。』
というもの。

再建天守は大阪城ですら”あやしい”けど、数十年経つと町のランドマークとなる。
いい加減な再現でも、町の顔となり象徴的建造物として機能している。
それはそれで良いんじゃない!という”城愛”に満ちた本。

城郭としての遺構がほとんど無い清須城も、天守閣が存在することで成立してたもんなあ・・

 

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 中山泰樹「キース・ジャレッ... | トップ | 坂田 明「In a Babble」 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (むしる)
2021-11-23 15:21:55
一昨年、北陸旅行で丸岡城を見てきました。
現存天守とは知らず余裕時間の調整みたいな感じで行ったのですが、
外観はさることながら内部の佇まいが素晴らしかった。
再建天守では出せない味です。
返信する
Unknown (くたくたにゃん)
2021-11-24 09:56:10
歴史的なモノがほとんど無い北海道。
随所に見どころがある”内地”がうらやましいです。
返信する

コメントを投稿

日々のこと」カテゴリの最新記事