にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

猫、病

2016年10月25日 | 


アビシニアンのネオがひと月前位から元気が無くなり、激痩せしてしまった。
かかりつけの獣医によると、腎臓が良くないが、それ以外も懸念されるので北大での精密検査を勧められた。
検査の結果、リンパ系の病気で治癒の見込みは無いという。

いつもの餌を全く食べず、フレーバーの強いおやつ系の流動食を気が向いたら少量舐める程度。
ほぼ断食状態で、このままでは生き続けることは難しいが、ねお自身が食べることを拒絶している感じ。
不完全な体で生き続ける事を潔しとせず、クールに覚悟を決めたのだろうか。
肉体は衰弱してるけど、気持ちは平静で遊び心はまだあるようで、おらが朝刊を取る為に玄関のドアを開けるときには
やってきて外の空気を楽しんでるし、風呂場でも遊ぼうとする。
おらが感傷的になり、猫撫で声で話しかけても、
”そういうのいいですから。気持ち悪いのでいつもどおりでいいです。”という顔をしている。
自分の身の処し方は心得ているといった風格まで感じさせる。

そうなると、痛みを伴うような治療なんかせずに、静かに見守ってやろうと思う。
服薬(ステロイド系)で瞬間的に元気なるが、その後はほとんど動かない。
あれだけ撫でられるのが好きだったのに、触れられるのが嫌みたい。
触れても、あまりの痩せように戸惑ってしまうのだが・・・

あれだけ好きだった串だんごにも興味を示さない。

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