にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

室内楽団八向山

2024年08月05日 | ジャズ、音楽

大阪屋でCD買ったついでに中古のB&Wのスピーカーを聴かせてもらった。
型番忘れたけど、あのちょんまげツィーターが載ったトールボーイ型。
ビル・エバンストリオが録音の古さを感じさせない美音で鳴ってた。
「ぎり、オラの手が届く価格・・」一瞬前のめりになるが、
「アンプはどうする?クラウンD45やサンスイD607でいいのか?」とビンボブレーキがかかる。
B&Wあの重そうなケプラー繊維のウーハー、我が家での小音量で動くのか?と現実に戻る。

家に帰り、エバンスを聴く。
豊潤さが無く、痩せた感じ・・でも、これがちゃんとした1961年録音の音の様な気がする。
スタジオモニターとリスニング用の違いなのか・・
どんな録音素材もまろやかにするリスニング用と粗やえぐみもそのままのモニター・・
どちらか一択ではなく、リスニング用ワンセットあっても良いのかもしれない・・
最新のJBLなら聴いても気にもならないが、”前のめり”にさせるB&W、要注意(?)。

室内楽団八向山
山下洋輔(p)向井滋春(tb)八尋知洋(per)

向井滋春作品を検索していたら、本作を発見。
面白そうだったし、中古CDはお手頃だったのでポッチ。

主役というか進行役はモリモリと音を紡ぎ続ける向井。
肘内をかまさず、ピアノをスケール大きく鳴らし包容力ある山下。
そこに(オーディオ的にも音が良くて)快楽的な八尋がドスンとくる。

向井と山下がグネグネとジャズ的に絡み合うのを、ドスドスとレフェリーの如く割って入り
場を落ち着かせたり煽ったりの八尋。
これは絶妙な顔合せですね。
良いです!気になる方はお早目に!!

コメント
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