にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

アート・ペッパー「ストレイトライフ」

2009年01月29日 | ジャズ、音楽
これも琴似の「レコ・レコ」で買った中古LP、1000円くらい。

トミー・フラナガン(p)レッド・ミッチェル(b)ビリー・ヒギンス(ds)ケネス・ナッシュ(カウベル?)79年録音。

ペッパーは比べてみれば前期の方が天才の煌きを感じますが、後期は人間味が滲み出て、ある意味分かり易くて・・・結局どっちもいいです。

復帰してしばらく経ち、固さが取れ、のりだした頃なのかな、名手達をバックにネイチャーボーイや若かりし頃にやった曲を再演してます。かつての名演をまたやるというのは、特に大きなブランクのあったペッパーには多少勇気がいることだったと思いますが、ためらうことのない自信に満ち溢れたプレイに聞こえます。

復帰後、日本で熱烈な歓迎を受け、ペッパーも日本好きになり、日本市場を意識した作品作りになっていたようですが、それも今となっては心暖まる話のひとつなんでしょうね。


コメント
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