にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

ジョン・ルイス「カンサスシティ・ブレイクス」

2009年01月14日 | ジャズ、音楽
ハードオフで買った中古LP。
ハードオフの中古ジャズレコードはなかなか強気の値段が付けられてますね。
ブルーノートは分かるが何故かドルフィー、オーネットも高値。
どう見ても現場のお兄さん達に鑑定眼は無さそうだ、本部に鑑定マニュアルがあるのかな?おらが気になった、サム・リバースとデイブ・ホランドのデュオやアンドリュー・ヒルのソロなんかを誰が値付けしているのだろう?
本作なんておら位しか手を出す人はいないでしょうに、1300円位でした。

ジョン・ルイス(p)マーク・ジョンソン(b)シェリー・マン(ds)
フランク・ウェス(フルート)ハワード・コリンズ(g)ジョー・ケネディJr(バイオリン)1982年録音。

菊池成孔がジョン・ルイスのタキシードはサン・ラの火星人服(?)と同じようなコスプレというか成りきり姿のための衣装だと言ってた。ルイスの音楽はこてこての黒人音楽に思いっきり西洋古典の衣ををまぶしたもので、変わり者の音楽フォーマットがたまたま大衆受けし当たったのでしょうね。

名曲「ジャンゴ」から始まり、クラシックぽい仕立てではありますが、バイオリンの人はクラシック畑よりジャズ寄りみたいで、違和感はありません。
洒脱なドラマーのイメージのシェリー・マンですが割りと気合の入った叩きかたしてます。
変形MJQみたいな音楽ですが、ルイス好きのおらには心地よいです。
MJQ以外のルイスってあまり聞かれないのかな?

仕事の都合で明日からブログ1週間ほどお休みします。


コメント
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