僕のつれあいは時間にはうるさい方だと思う。時間に関しては事前に何度も確認して、ほとんど信じられないくらい早い時間から準備をするよう強いられる。以前の僕は遅刻の常習者だったけれど、そういうわけで散歩の時間が増えたり読書の時間が増えた。
今回の事件もそういうことで、いわばつれあいの言う時間を信用していた。しかし間違いは起こった。
息子の合唱の発表会の時間は16時開場、16時半開演だと聞かされていて、場所は大分だったから余裕をもって昼頃家を出た。そうして2時半には着いてしまって、会場を確認して街をぶらついて時間をつぶした。ゆっくり買い物してあんまり覚えはないが、二人で久しぶりに喫茶店でお茶を飲んだ。
それでもやはり会場には時間前に着いて待っていて、ところが16時を過ぎても会場の敷居をあける様子が無い。中の学生らしき人は見えるので、しびれを切らして聞いてみると、開場は6時からです、とあっさり言われて、それでやっとこちらの間違いということに思い当たった。チケットを初めてみるとPM6:00と書いてある。Mの右端のところを1と見間違えたらしい。お互い最近は老眼が進んでいて苦労することは多くなった。特につれあいは非常に目が良くて、以前は2.0くらいは見えていた可能性がある。そうすると老眼の進みが激しくなるものなのかは知らないが、そういう見えていたギャップもまた大きいのだろう。
仕方が無いのでさらに2時間時間をつぶし、やっとのことで息子の合唱を見ることが出来た。退屈なものもあったけど、正直感動して生きていてよかったと思った。少なくとも僕は学校行事のようなものにはあんまり興味がないし、息子がかかわらなかったら一生縁のない世界だったことは間違いなかったろう。実に得難い体験といわねばならない。
実のところ18時半の開演だと最初から分かっていたら、絶対に観に行こうなどとは考えなかったとつれあいはいう。そうであればこのような体験もすることが無かったはずである。年を取って見間違えてくれたお蔭で、このような素晴らしい体験が出来たのだ。幸運というのは、そのようなことを言うのだろうと思う。
これを機会にもう少し時間にルーズになってくれたらなあ、と思うが、まあ、遅刻をしても何か楽しいということもないので、それは諦めるしかないのであろうな。
それにしても老眼がこんなに早く進むなんて知らなかったです。
うちと全く同じです。
カミさんの視力が良すぎて老眼の進行が早いことや、時間にうるさいことなど。
昨日も吉野ヶ里まで夕方から出かけましたが、私は乱視がひどく
夜道では標識が殆ど分かりません。><
久々の吉野ヶ里でしたので、公園の駐車場の標識が出ていてもスルーしてしまう有様。><
助手席のカミさんから「見えんとやったら、運転代わろうか?」と・・・
しかし、意地を張って「大丈夫さ」・・・
でも、本当は大丈夫でないのです。^^;
目の老化には困ったもんですばい。
それにしても、ご長男のコーラスを見られて良かったね。(^^;)