カワセミ側溝から

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

ものすごくみんな強いが、誰が一番は分かりにくい   アべンジャーズ/インフィニティ・ウォー

2020-01-14 | 映画

アべンジャーズ/インフィニティ・ウォー/アンソニー&ジョー・ルッソ兄弟監督

 マーベリック作品のアベンジャーズ・シリーズの第三作らしい(知らずに観た)。そういうわけで複数のアメコミ作品の登場人物が入り乱れて登場する。なかなか込み入って複雑だ。
 まず、サノスという宇宙の怪人であり悪人が、大きな力を持つ6つの石を集めている様子。集まると指を鳴らすだけで約半分の人類のような生き物が死ぬらしい。説明が面倒だが、サノスというのはそうやって増えすぎた人々を無差別虐殺して、宇宙の均衡を守ろうという思想の持主らしい。しかしながら殺される方は当然サノスに憎しみを抱いているわけで、みんなして寄ってたかってこういう行動を阻止しよう、という協力体制が築かれるわけだ。しかしながらサノスのよこす使者たちも当然強く、最初は防戦一方でなかなか苦しい戦いだ。地球や宇宙や、または別の場所で、それぞれの思惑がありながら戦いは繰り広げられ、サノスの妙な考えの野望を阻止しようと躍起になっていく。一方のサノスは着実に石の数を増やしていき、力の強大さも増していくように見えるのだった。
 いろんな人を使うために、ちょっと説明のための場面が多すぎるような気がする。それぞれの漫画では主人公たちだから、見せ場も無いとならないのかもしれない。普段はあんまり関係性の薄い(違う物語だから)仲間たちなので、ギクシャクとまではいかないまでも、すんなりとなじんでいくようなことにはならない。結局多少は説明が必要なのだろう。
 しかしながら、やっぱり強いのと弱いのがいるような気がする。最終的にはウジャウジャと敵の強いのがたかってくるけど、もっと強力なパワーでそれらを蹴散らさないことにはらちがあかない。そうして物語はそれなりに絶望的なことになっていく。
 ああ、そういえば続き物だったんだな、と、終わってから思いなおす。これで終わるはずはないからである。いや、一応の完結なんだろうけど、だいぶ人数も減らしたようだし、もう少しお話はシンプルにしなければならないのではなかろうか。続編観るのかは、ちょっと考え中である。
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