役員改選の時期である。一年で一番嫌な時期といっていいかもしれない。一難去ってまた一難。そういうことの繰り返し。いっそのこと、なんて根負けすると数年、時には10年単位で面倒なことになる場合がある。世の中外野人生がいちばんである。というか、そういう人がいい人である場合の方が少ないが…。
ともかく、別にいいのであるけど、よくないと思うのは、一所懸命画策してこれを避ける人物がいるせいかもしれない。自分としてやれることは別段やってもかまわないのだけれど、つまるところ気持ちよくやりたいだけのことかもしれない。そういう気分をぶち壊すのが、ずるく立ち回るように見える人物かもしれない。理由はいろいろあろうけれど、客観的にそうすべき人がそうしないから、そうすべきでない人が苦労をする。人生逃げればいいってもんじゃないだろう。
さらに人事というのは、やりたい人間にさせても上手くゆくとは限らないことだ。やって欲しい人にやってもらうということが大切で、誰にやって欲しいかというのは実は相対的に目星は付いている。おそらく、本人にも自覚があるはずだろう。
さてそういう訳で、おさまるところにおさまらない場合はどうするか。暫定的にやるしか無かろう。または順番にやりますか。順番というのはもっとも非民主的手段だ。つまり日本はホントに民主主義が根付いて無いな、と思うのである。しかし心の中で、北の将軍様たちを笑っているはずだ。結局面の皮の厚い人々の寄り合い所帯というのが、現実なんであろう。