神奈川県立神田高等学校にて、外見で入試不合格になることがありました。
茶髪、眉そり、ピアス跡・・・。
3回(3年分)の入試で、計22人が不合格になっています。
外見から、問題を起こしそうな生徒をチェックしていたのですね。
2005年度当時の神田高・校長の発案のようです。
これについて、アビットの授業でも話題にしてみましたよ。
さあ、子どもの反応はどうだったでしょうか?
やはり思った通りで、ほとんどが・・・。
「校長はよくない」
「決まってないことを勝手にやるな」
「ルールを無視してはダメ」
なんだか興奮して、怒っている子どももいますが・・・★
やっぱり子どもの立場からすると、オトナの横暴に思えるようです。
う~ん、でもこれは想定内★
私も、子どもだったら、そう思っていたでしょうからね。
「外見で入試不合格は、是か非か?」
子どもの答えは、ほとんどが「非」でした。
そして、この子どもの意見は間違っていません。
マスコミの意見と同じような感じですからね。
081029の新聞に載っていた、教育評論家とも同じ意見です。
その教育評論家が言うことは・・・。
「とんでもない。公立はどんな子どもでも受け入れるべきだ」
(What?〔はあ?〕)・・・さてさて、落ち着いて・・・。
この問題には、数学のように明確な正解・不正解はありません。
でも、私なりの考えや答えもあるのですね。
塾生も、マスコミも、教育評論家もどうかなあと思いますね。
神田高校の校長先生は、普通の感覚だと思います。
外見のことって、公立高校では明文化できないんですかねえ・・・★
ルールを考えるとよくないのかもしれませんが・・・。
外見を見て不合格という気持ちはよくわかりますね。
その根拠は・・・。
①リフレーミング(reframing)
②メラビアンの法則
③現実の厳しさ
この3点ですね♪(←他にもあるのですが、とりあえず)
さて次回からは、この3点をからめながら・・・。
「外見で入試不合格は、是か非か?」を考えていきましょう。