写真は、120114、小6の伊奈学園中対策講座です。
1月の伊奈学園中対策講座は・・・。
伊奈学園中受験の権利を、抽選で当てた子どものみに行っています。
平成24年度入試では、抽選に当たった人は200人とのことです。
ここから入試を行い、80名(2クラス分)が合格になります。
もちろん、学校の調査書(成績)、面接なども含め・・・。
総合的に見られると思います。
ウワサでは、まず学校の成績のよいことが大前提とか・・・。
まあ、ウワサなので真偽のほどはわかりませんが★
伊奈学園中の入試は、「作文問題」となっています。
それで、多くの人が「カンタンだ」と思っているようですね。
でも、「中学生になったらやりたいこと」という作文ではありません。
中学受験バリバリの内容は、ほとんど必要ありませんが・・・。
問題(特に理系)を見ればわかります。
けっこう勉強している子どもでないと、解けない、書けない★
アビット新白岡校では、普段から過去問を解く指導をしていました。
夏までは、文系の問題を解いてもらいました。
冬になったら、主に理系の問題を解いていましたね。
そして、120114、伊奈学園中対策講座のラストです。
この日は、平成23年度入試の過去問を通して解いています。
ついに、次の日(120115)が伊奈学園中の入試ですからね。
その前に子どもから質問が。
平成20年度入試の理系の問題で、解けない、書けないものがあったと。
それを、まず解説しています。
問題「昼食の後、使った場所をきれいにしようと、家族のみんなでそうじをすることにしました。キャンプをしていた場所の形は三角形で、図のように、家族の4人で面積を4等分してそうじをすることにしました。図の三角形で、辺BFの長さは、辺FCの長さの何倍か答えましょう。また、その考え方を120字以内で書きましょう」
上の写真の問題ですが、なかなか・・・ですよね★
ここでは、三角形の面積と底辺のルールを使います。
「高さの等しい三角形の面積の比は、底辺の長さの比に等しい」
アビット新白岡校で使用しているテキストにもありましたが・・・。
やや難しい部類の問題だと思います。
しかも、問題は変な形に分かれていますからね★
このルールを使うと、頂点をAとして・・・。
面積の上では、「△ABF:△AFC=3:1」となります。
頂点が同じ、つまり高さが同じで、面積が「3:1」なので・・・。
2つの三角形の底辺も「3:1」に分かれます。
だから、まず「3倍」の答えを書きます。
さらに説明を文章で、しかも120字以内で書くことになりますね。
↑120字以内で書けそうですか?
平成20年度入試では、理系の問題は7問もあります。
問題は瞬時に解けて・・・。
あとは文章をスラスラ書いていかないと間に合わないかも★
この日で、4~5年分の過去問は、ひとまず解きましたね。
文系作文50分、理系作文50分・・・。
時間は、特に理系作文が足りない感じかもしれません。
● できそうな問題は、確実に書く
● 文系の問題は、何かしら書いておく
● 理系の問題で解けもしないものは、ひとまず置いておく
この日は、そんな話をしましたよ。
個人的には・・・。
自作の「人物歴史年表」がヒットすることを期待しています。
1年間勉強してきたことを出して、悔いのない入試にしてほしいです☆
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