写真は、「怖い絵展」の巨大な看板です。
171205、東京・上野の森美術館、「怖い絵展」に参戦しました。
期間は、171007~171217まで。
「怖い絵展」の公式HPは、↓をクリック。
http://www.kowaie.com/
小4の子どものご家族が先に見に行っていて、話を聞きましたよ。
日曜日に行ったということですが・・・。
なんと、入場まで2時間30分待ちだったとか★
TDL & TDSの人気アトラクション以上の待ち時間ですよね。
それを聞いて私は、日曜日参戦を避けました。
平日の授業の前に見に行こうと決めましたよ。
私にとっては、早起きとなりますが・・・。
なるべく早起きして、上野の森美術館に到着したのが・・・。
お昼の12時くらいでした。
この時点で、約90分待ちという案内が出ていましたよ。
やはり、TDL & TDSの人気アトラクションばり★
↑写真は、入場待ちの長い列です。
171028、TVで「上野『怖い絵展』と怖いグルメツアー」を見ました。
「怖い絵展」の煽り番組でした。
さらに興味を引くためか、上野周辺のグルメ情報も・・・。
でも個人的には、展示されている絵のことをもっと知りたかったです。
書籍「怖い絵」シリーズの著者、中野京子先生や・・・。
「怖い絵展」ナビゲーター、吉田羊も出演していました。
中野京子先生の公式ブログは、↓をクリック。
https://blog.goo.ne.jp/hanatumi2006
「想像によって恐怖は生まれ、恐怖によって想像は羽ばたく」
中野京子先生の書籍『「怖い絵」で人間を読む』のキャッチコピーです。
「怖い絵展」は、テーマごとに6章に分かれて、約80点が展示。
メインは、日本初来日の「レディ・ジェーン・グレイの処刑」です。
「初来日」なんて、有名外国人歌手のコンサートのようですね。
作者のポール・ドラローシュ(Paul Delaroche)が・・・。
1833年に完成させたものだと思います(展示された年?)。
レディ・ジェーン・グレイは、15歳でイングランド初の女王になる。
ただ、政争に巻き込まれて、たった9日間しか王位につけなかった。
そして1554年、16歳のときに処刑される。
彼女が、処刑される寸前の場面を描いた作品です。
吉田羊は、「舞台のワンシーンのようだ」と。
↑写真は、看板にある「レディ・ジェーン・グレイの処刑」です。
番組では、この絵についてのクイズが2問出題されました。
Q1「彼女の襟元が大きく開いている理由は?」
答えは、「首を切りやすくするため」でした。
う~ん、やっぱり怖い絵です。
髪の毛も片側に束ねて、前に垂らしている。
これも首を切りやすくするため。
わらが敷いてあるのは、血を吸いやすくするため。
首置台の鉄の輪は、(台が)動かないように固定するため。
次々と怖い解説がされていきました。
死刑執行人が、大きな斧を持っています。
これで、首を切ることになるのですが・・・。
これでも、温情のあるやり方ということです。
● 上流階級は斬首刑
● 身分の低い者は絞首刑
● 魔女は火あぶり
たしかに、斬首刑は一瞬で終わりますから(←うまくいけば)。
Q2「死刑執行人が持つナイフは何に使われる?」
答えは、「斬首に失敗したときに首を切り離すため」でした。
そこを想像するだけで、怖い(痛い)です★
レディ・ジェーン・グレイのときは、幸いにも(?)1回で成功だったと。
ギロチンの発明前だったので、斧では失敗もあったことでしょう。
「想像によって恐怖は生まれ、恐怖によって想像は羽ばたく」
このキャッチコピー通りの思考をしてしまいますね。
さあ、TVで予習をして、90分ほど並んで会場に入りますよ。
・・・次回、いよいよ「レディ・ジェーン・グレイの処刑」を見ます☆
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怖い絵 泣く女篇 (角川文庫) | |
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