写真は、セミナー資料です。
160927、「平成29年度 埼玉県公立高校入試に向けて」セミナーに出席しました。
場所は、埼玉県・さいたま市、浦和コルソ7Fホール。
主催は、塾教材出版社の育伸社。
セミナー講師は、育伸社編集部の今井さんです。
育伸社の公式HPは、↓をクリック。
https://www.ikushin.co.jp/
平成29年度、埼玉県公立高校入試でわからないことがありますね★
そもそも、なぜ数学(と英語)のレベルを2つに分けるのでしょうか?
私が知っている限りでは、以下のような理由です。
埼玉県公立高校入試の数学は例年、「難しい!」と言われていました。
だから、特に学力下位層は点数を取れないのですね。
記述問題は、空欄のままで提出されることが多かったとか★
埼玉県議会で、取り上げられたことも・・・ ↓をクリック。
https://www.pref.saitama.lg.jp/e1601/gikai-gaiyou-h2506-e010.html
だから、学力下位層の子どもの学力もしっかり調べたいと。
「学力検査問題(標準問題)」を作ったということです。
だから、以前よりもカンタンになったということですね。
でも、「学力検査問題」を使うと、学力上位層に差がつきません。
みんな高得点を取りますから。
だから、「学校選択問題(発展問題)」を作ったということです。
そして、ここからがややこしいのですが・・・。
この「学校選択問題」でも、以前よりは簡単にしたという感じです。
以前で「難しい!」と言われていたのに・・・。
それよりも難しくできませんから★
ただし、平成29年度入試の数学サンプルを見ると・・・。
計算は難しくなりましたし、記述も増えるような気がします。
結果的には、“少し”簡単になった、というところでしょうか?
埼玉県教育委員会が出している、平成29年度サンプルは、↓をクリック。
http://www.pref.saitama.lg.jp/f2208/29nyuushikaizen.html
ちなみに、平成28年度入試、数学の平均点は、51.1点でした。
50点超えているのなら、他の教科も同じような平均点です。
全員同じ問題でも悪くないレベルと言えますが?
以前までの数学の平均点は、もっと低かったのです★
せっかくいい頃合いになったのですが、2つに分かれてしまいます。
平成28年度、埼玉県公立高校入試の平均点は、↓をクリック。
http://blog.goo.ne.jp/kavid060327/e/5de7c7f068ffb47ae9b5794e7008c5e0
育伸社では、埼玉県公立高校入試の模試を3回分作るようです。
それは、新しくなる平成29年度入試に対応しているものですね。
ただし、「学力検査問題」と「学校選択問題」が融合したものです。
セミナー会場で、この模試の数学サンプル版を見たのですが・・・。
3回すべてには、「折り返しの問題」が入っていませんでした。
「折り返しの問題」は、どちらにも必ず入っていると思いますが・・・。
その代わり、「こんなのが出題されるかも?」という問題が入っていました。
変更しての初年度、どんな問題が出題されるかわかりません。
それで、出題の幅を広げたようです。
私は勝手に、これを「埼玉県そっくり模試」と言っています。
アビット新白岡校では、埼玉県公立高校入試直前の土曜日を3回使って・・・。
この「埼玉県そっくり模試」3回分(5教科)を勉強する予定です。
もちろん年末から、実際の埼玉県公立高校入試の過去問も勉強します。
平成29年度入試よりも、難しい問題ということになるかもしれません。
だから、「学校選択問題(発展問題)」で受験する子どもも勉強になりますよね。
中3生のみなさん、最後まで一緒にベストを尽くしましょう☆
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