◆◇◆『男の子の脳を伸ばすのは、どんな親?』篠原菊紀〔しのはら・きくのり〕著(宝島社)より◆◇◆
男の子の脳を理解すれば、男の子が許せるようになる!
はじめは、私が共感した、もしくは紹介したい内容の要約です。
次にアビット新白岡校からの補足となります。
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⑧親子一緒が脳を伸ばす
子どもたちが学習しているときの脳活動について。
子どもがひとりで勉強している場合。
言葉を扱う、論理的な思考を使うので・・・。
左脳の働きが活発になる。
ここで、親が入って一緒に勉強してみる。
そうすると、子どもの脳は左右どちらも活性化する。
子どもがひとりで勉強している場合。
わからないことがあると、脳活動は低下する。
でも、親が入ってヒントを出したりすると・・・。
子どもの脳は、再び活発に活動を始める。
親の脳はどうなっているのか。
子どものすることをボーっと見ているだけでは活性化しない。
ヒントを出したりすると、前頭葉が活性化する。
子どもが勉強するとき、最初の10分だけそばに座っていた。
すると、子どもがよく勉強するようになったという話もある。
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以前、「人をやる気にさせる」というテーマのテレビ番組を見ました。
そこで紹介されていた問題があります。
以下の問題ですが、答えは出ますか?
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ある日曜日、妻は家の中の掃除をしたいと思いました。
夫にも掃除を手伝ってほしいのですが、いつも動いてくれません。
さて、妻は何と言うべきでしょうか。
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出演者は、正解していなかったと思います。
答えは、「“一緒に”掃除をしようよ」でした。
相手の同意がない一方的な指示・命令は聞き入れられにくいですね。
また、自分だけでは質が高すぎる、または量が多すぎるもの・・・。
これは、ハードルが高く感じられ・・・。
自分ひとりで動くことができないかもしれません。
そんなときの魔法の(?)言葉が、「一緒にやってみよう」ですね。
相手は、ハードルが低く感じられ、行動が促されることでしょう♪
さて、子どもの家庭学習の場合はどうでしょうか?
上の文章にある通り、必ずしも勉強内容を教える必要はありません。
近くに一緒にいて、少し関わるだけでも効果があると思います。
「一緒にやってみよう」と、少し関わったあとの保護者の行動は・・・。
● 夕食の準備をしていても
● 本を読んでいても
● 保護者のやりたい勉強をやっていても
・・・子どもの理解度にもよりますが、どれでもよいかと思います。
重要なのは、相手の同意がない一方的な指示・命令にならないこと。
見守っているということが、子どもに伝わること。
そんな言い方と動きが必要だと思います☆
「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば人は動かじ」
(山本五十六〔やまもと・いそろく〕 大日本帝国海軍の軍人)
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