今日の一曲 ” 喜びも悲しみも幾年月 ”
この曲には2つ想い出がある
ひとつは私が小学校低学年の頃(昭和30年代になる)ある休日に家族5人(両親と姉、弟)で映画を見に行ったことがある。両親とも勤めていたけれど薄給だったと思う・・・珍しく家族で映画に行くことになった・・・行くことになったいきさつは忘れたけれど父母の時代は映画しか娯楽がない時代だったと思うのでそうなったのかな? 燈台守の映画(1957=昭和32 木下恵介 監督)だった・・・当時は知らなかったけれどずっと後になって調べたら佐多啓二(1926~1964 中井貴一のお父さんね)と高峰秀子(1924~2010)が主演だった。映画のストーリもだけど映画と同名の主題歌があってそれがとても印象に残っている。因みにもう灯台守という職業はなくなって久しい。
ふたつめはずっと後になってからの話・・・ある年(平成時代)の勤め先の忘年会の時に余興をすることになって放射線科のI先生が代表で出ることになり、そのI先生がこの ” 喜びも悲しみも幾年月 ” をカラオケをバックに歌ったこと。上手だった、私はエッとびっくりして後で聞いてみた・・・” 先生はなんでこの歌を知っているんですか? ”・・・と。確かI先生は私よりか5つか6つ下のはずで不思議に思ったので聞いたのでした・・・先生曰く ” 調子が良くてこの歌が好きなので ”・・・と。” なあーんだ、私と同じね。でも嬉しかったですよ ”・・・
この歌、私の中では昭和の名曲のひとつになっている、若山 彰さんの歌。この歌を聴くとあの時の両親の姿を思い出して胸がキュンとなる。
パソコンから検索すると昔の映画のポスターが出てきた、スクリーンショットして載せさせていただきました。総天然色となっているけど見たのは確か白黒だったはように思う・・・それにしても便利だな