西部劇と懐かしのカントリー&ウェスタン日記

現代とはかけ離れたOld Countryの世界ですがずっと続けていきます。興味のある方は時々のぞいてみて下さい。

レックス・アレン西部劇

2022年08月23日 | 西部劇映画

Singing Cowboy レックス・アレンの西部劇を見た 

Hills Of Oklahoma(荒野のカウボーイ) 1950年白黒 67分

 

Singing Cowboy ジーン・オートリーの西部劇を見たので 同じようなカントリー&カウボーイ歌手レックス・アレンの西部劇を見た。やはり完全無欠の西部劇DVD-Boxシリーズのひとつに収録されていたものです。調べてみると Rex Allen の西部劇は一つも日本での公開はなかったようです。ただ、児玉数夫さんの文庫本「娯楽映画の世界 西部劇」(教養文庫)によると昭和48年1/24にテレビ放映された「奇蹟のインデアン(For The Love of Mike)」という西部劇で客演という形で出演した、歌も歌った・・・と書いてありました。  

持ってはいないけどCDジャケットをスクリーンショットして載せてみました。

 

<ストーリー> 短い解説によると・・・・「牛の買い付け業者スティーブンスは、卑怯な手を使って牧場主たちから金を巻き上げていた。レックスは牧場主たちと組合を結成し、自ら組合長としてスティーブンスに抵抗するが、多額の金が必要になり・・・」とのこと。 映画の中でもレックス・アレンそのままの名前で出ています。

この映画でも車や電話が出てきたり、悪者側がセスナ機を低空飛行させて牛の群れを暴走させる(スタンピード)シーンが出てきたりと新旧ごちゃまぜで唖然とさせられますがなぜか面白い。ちゃんと銃撃戦もあったりするから・・・レックス・アレンが数曲歌っていますが、彼の声が線の太いバリトンボイスなのでとっても雰囲気があって聴きものです。Western Swing 調の曲をグループで演奏している場面もあり素敵です。往年のカントリー界では名フィドラー( カントリースタイルのバイオリン )のひとりとして知られていた Wade Ray という人が加わっていてフィドルとコーラスでレックスを盛り立てています。

  

アリゾナ州出身でWild West の雰囲気たっぷりの雰囲気で育ったレックスですからカウボーイ・ソングはお手のもので、西部劇スターとしての貫禄も十分です。写真を撮りながら楽しく見ることができました。こんな映画が見ることができるようになってこの「西部劇パーフェクトコレクション」DVDシリーズを出してくれているコスミック出版社には感謝。 

なお、Rex Allen については過去にいくつかブログに採りあげています

コメント (2)
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