西部劇と懐かしのカントリー&ウェスタン日記

現代とはかけ離れたOld Countryの世界ですがずっと続けていきます。興味のある方は時々のぞいてみて下さい。

チャーリー・プライドが亡くなった

2020年12月13日 | 懐かしのカントリースター

チャーリー・プライド が亡くなったんだね 

日本盤 Victor レコード SHP-5681 Country Charley Pride  

(1)Busted(打ちのめされて/ジョニー・キャッシュ) (2)Distant Drums(遥かなる太鼓の響き/ジム・リーヴス) (3)Detroit City(デトロイト・シティ/ボビー・ベア) (4)Yonder Comes a Sucker(ジム・リーヴス) (5)Green, Green Grass of Home(想い出のグリーングラス/ポーター・ワゴナー) (6)That's the Chance I'll Have to Take(これがチャンスだ/ウェイロン・ジェニングス) (7)Before I Met You(君に逢う前/フラット&スクラッグス) (8)Folsome Prison Blues(フォルサム監獄のブルース/ジョニー・キャッシュ (9)The Snakes Crawl at Night(へびは夜這う) (10)Miller's Cave(ハンク・スノウ) (11)The Atlantic Coastal Line  (12)I Know One(ジム・リーヴス。米国盤ではGot Leavin' on Her Mindが収録) 

往年の黒人カントリー歌手チャーリー・プライドが新型コロナウイルスのために亡くなりました・・・新聞記事で知りましたが、大好きな歌手だったのでとても残念です。 

若い頃はプロ野球選手を目指し、オフシーズンに大好きなカントリーを場末の酒場で歌っていたという彼。たまたまカントリーの大物歌手レッド・ソヴァイン(日本ではあまり有名ではありません)の耳に入ることになってナッシュヴィルに誘われ、Chet Atkins や Jack Clements といったプロデューサーに紹介されてプロデビューしたという経歴を持っています。カントリーミュージックが白人の音楽といわれていた時代なので始めの頃は黒人であることを隠して売り込んでいった・・・といわれています。

歌の上手さは抜群で、深いバリトンボイスで歌うカントリーを聴くとホントになるほどなぁ・・・と納得するものがあります。 

今日のレコードは1966(昭和)年に発売されたチャーリー・プライドのデビューアルバムです。日本では1968(昭和)年に発売されていますが、遅れた分最後の12曲目の唄がヒット曲 ” I Know One ” に差し替えられています。 私は後年になって中古で買いました。

1960年代のアメリカといえばまだ人種差別が激しい頃だったのでチャーリーのデビューにあたっても本人にしか解からない苦労が数多あったのではないかと想像します。いじめ、嫌がらせとか当然あったことでしょう・・・彼のメンタル面の強さもあったでしょうが、亡くなった知らせにちょっと切ない気分。大リーグ初の黒人選手ジャッキー・ロビンソンのようにその道の開拓者に相当するのかもしれません。 

収録曲に大物カントリー歌手達のヒット曲のカバーが沢山(カッコ内)あるのもそうした人達にアピールすることでこの世界で受け入れられるように・・・といった願いが込められているようにも思えるのです。 

サウンド的にはスティールギターをフィーチャーした正調カントリースタイルです。チャーリーの声質が深みのあるバリトンボイスなので今聴いてもホントにいい歌手だなーと思えるのです。来日公演したこともあります・・・しばらくは Charley Pride を偲んで聴いてみたい。

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今日から12月

2020年12月13日 | つれづれに

今日から12月 

Where Are You Going, Cowboy? Nowhere, I'm Here Forever.  And Ride Again!

 

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