西部劇と懐かしのカントリー&ウェスタン日記

現代とはかけ離れたOld Countryの世界ですがずっと続けていきます。興味のある方は時々のぞいてみて下さい。

西部劇「ロング・ライダーズ」を見た

2019年05月20日 | 西部劇映画

先週の博多-鹿児島の行き来で新幹線の中で昔の西部劇機関紙"西部劇通信vol.52"を読んだ。案外読み落としがあったり念入りに見ていないところがあって新鮮に感じた(^^) 長く続いた"西部劇通信" もその後間もなく廃刊になったから化石となってしまった😵
この号は1980(昭和55)年公開の西部劇「The Long Riders (ロング ライダーズ)」の特集になってる......南北戦争後のアメリカ西部で銀行、列車、駅馬車強盗などで悪名高きフランク&ジェシーのジェイムズ兄弟を中心とした無法者達の実録映画ともいえるもの。色々な人が書いていて面白かったので月曜日半日の仕事を終えて帰ってからDVDを見た......面白い面白い、正にジェイムズ・ギャング団の犯罪実録の映画化だ。
義賊とか呼ばれることもあるけれどアメリカ南部と北部の心理的対立なんてのは隠れミノであって彼等は単なる身勝手な強盗だと思うなぁ。襲撃に失敗すると何の罪もない銀行員なんかが腹いせに射ち殺されたりするんだから......ピンカートン探偵社の追跡状況もしっかり描かれているし、時代考証も細部まで行き渡って従来の西部劇とは趣きがちがう。西部劇不毛の時代に目を見張る作品!
最後のクレジットの場面で古謡 " Jesse James " の唄が流れます。歌っているのはライ・クーダーかな?
見るのは3回目くらいだけど本を読んだ後だからより面白く見ることができた......それにしてもこの映画だって約40年も前なんだよなぁ 光陰矢の如し😅🌿
コメント (4)
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