銚子・角巳之・三代目

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グレート・ピレニーズ

2008年03月12日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_2925 直売所に通う醍醐味は、同年代の農畜産後継者との心の交流。食糧危機が強く叫ばれている昨今、それは単なる励みなどではなく、使命感の共有とも言うべき領域に達しているように思います。新しい出会いも多い。昨日の鈴やさんもそう。多くの生産者、お客様もそうであります。そもそも休日を潰して直売所に参集する方々はどういう方々か?と考えれば一目瞭然。食に対する優先順位が高く、食糧生産に強い関心を持ち、国内生産者を応援しようとしている方々が殆ど....。通い慣れた場でありますが、いつも新鮮な驚き、出会いに満ちております。出会いは何も人間だけに留まらない...。写真は先週末に会ったグレート・ピレニーズのカール君。オス5歳の男盛りだそうです。グレート・ピレニーズ。別名ピレニアン・マウンテン・ドック。私は無類の犬好きでもありますが、いつか一緒に生活してみたいと切に願っているのが、このピレニーズであります。成犬の体重は70㎏以上にもなる大型犬、フランス・ピレネー山脈のきつい斜面で家畜を守るために改良された犬種。フランス王侯貴族に愛され、優雅で堂々とした体躯。飼い主やその家族には献身的な愛情を注ぐ穏やかな犬ですが、それらに危害を加えようとする人や野生動物には命を賭して立ち向かう勇敢さを持ち合わせております。オオカミや時に熊にすら向かっていくのだとか。そのピレニーズ、カール君が売り場に来た時、周囲の小型犬は興奮し、あちらこちらから一斉に吠え掛かられる....、がカール君、一切無視。全く動じない...。さすがピレニーズと思っておりました....。が、良~く見たら、カール君、周囲の人が差し出したヤキトリに夢中で、ヨダレ流しながら写真のようなポーズ....。フランス王侯貴族に愛された....、誇り高く....慈愛に満ち溢れ...勇敢な....犬。のはず....。それがヤキトリ1本で....。何事も過度に飼い慣らされるのは宜しくないようで.....。


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