銚子・角巳之・三代目

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破滅競争!....③(○○なのに....)

2009年11月21日 | 日記・エッセイ・コラム

010 政府もデフレ宣言しましたね....。家計防衛のため一円でも安いものを。それは賢明な消費行動。一人一人は賢明な行動をしているのに、“不都合な”現実が、その賢明な消費者に降りかかる。まさに合成の誤謬(ごびゅう)....。故にデフレスパイラルの恐怖.....。この現象は正しく理解しないと、その国の産業を破壊してしまう....。歴史を見るまでもなく、昨今の情勢を鑑みるに危機感を覚えます。さて最近、名古屋出身の知人が、なんと銚子のお隣・茨城県の神栖に引っ越して参りました。で、早速歓迎会を。と言うことになったのですが、そこで、“お値打ち”という言葉、何度も出て参りました。そういえば名古屋....。東京時代に何度も訪れ、その“お値打ち”という言葉、怖かったな~....と。高くて良いもの当たり前。安かろう悪かろう論外、じゃあどうすれば?....。名古屋の商売は難しく、関東人はなかなか理解できないかもね~と良くいわれたものです。ある雑誌のコラムにて、流通業の社長さんが盲目的、破滅的価格競争の現状に警鐘を鳴らしておりました。何故その価格になるのか? 競合他社がそうしているから....。マーケティング用語で言う、陳腐化(ちんぷか)の様相であります。誤解を恐れずに言えば、ある種の脅迫概念と言ってもいい。同・社長さんの締めくくり、名古屋のお値打ち感ではないが、○○なのに○○....と言うように、品質がこのレベルなのに、お値段そこそこ...。品質と言う言葉も難しいですが、ここではあくまで一般的に。企業や店舗が不断の努力によって安く出来る“仕組み”を持っているかどうか?あるいは、その過程が見えるか否かが重要なんだそうです。仕組みも何もなく、とにかく安うせえ。これでは....。力関係の優位にあるものが、劣位にあるものに対してこの言葉を発すると、いわゆる独禁法の優越的権限の濫用....違法行為であります。○○なのに○○....。言うは易し...でありますが、デフレ下ではまさにそれを探す不断の努力ナシには....。その果てに疾風に勁草を知る...と。写真はいつもの大盛り。店主曰く、ご飯山盛りにしたって、コストが倍以上になるわけでナシ....。だったら大盛り無料でお値打ち感を...。私は....これ....お値打ちだと思いますよ....とっても。


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