銚子・角巳之・三代目

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合成の誤謬とTPP④

2013年04月12日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_9251結局のところ意識改革....。最終的に、感性とか、まなざしとか、数字で量れないいわゆる定性的な内容に帰結するような気がします。仕事の場面では、それ具体的に言って、数字で示してよ...。という定量的な話になりますが、TPPとか農業・水産業などの問題、定量的な考え方では答えが見つからない...。農業の多面的機能だ、食料安保だと数字を示しても難しくて良く分からない。結局またバラマキするんでしょ。農業だけ保護されるのおかしいではないか?....と。都市生活者が日本全体の80%を占める昨今において、それは顕著であります。全体が見えないと税金の使われ方に対する不公平感は確かにあると思います。90年代に農業基本法は、食料・農業・農村基本法に改正されました。何で農村?という事ですが...。恐らく偉い方々は全部分かっていて、さて、これをどうやって理解してもらおうか?という事について苦慮している...と拝察しております。何故理解できないのかと言えば、ボタンを押せば食べ物が出て来るかのごとき便利な都市生活において、自らの利害の関係性の中で、しかも数値化されていない領域など理解したくても理解し難いのが実情ではないでしょうか。続きは次回に。写真は多古米で有名な千葉・多古町の水田。夕焼けが強く、山火事かと見まがうほどの光景でありました。


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