銚子・角巳之・三代目

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夏の魚市場④

2024年07月17日 | 日記・エッセイ・コラム

この話題、本日で一区切りと致します。さて、連日揚がっておりますセグロですが、“今まで”
浜値は30円~50円/kgくらいであったようです。もはやあらゆる場面(水産に留まらず)
で“今まで”...という感覚を捨てねばならないこと承知しておりますが本日は例えまで。

このセグロは多くの場合、養殖のエサになるのですが30円~50円で買えれば、銚子の水産
会社さんも、購入された各地の養殖業者さんも納得とのこと...。船の方々にとっては、安い...と
なるのでしょうが、“今まで”は量が獲れたので(安くとも金額は上がる)、これまた納得。

上記“今まで”30円~50円と評価されたセグロと同品質と仲買の方々が評価しているもの...、
先日の速報値で80円~100円。倍から3倍に跳ね上がっておりますが...。エサが上がれば
養殖の魚の値段が上がる。養殖魚の値段が上がれば飲食店、スーパー等での魚の値段上がる...。

漁業と言うと、都市生活者の方々見れば最も遠く、よく分からない世界...。ただし飲食店や、
スーパーの魚の値段を見て繋がりを知る...。最後に捨てられているサメ(写真一番下)...。
このサメも大切な資源です...。“今まで”...という眼鏡を外さねば(この話題今後は頻度を上げて)