銚子・角巳之・三代目

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過日、国立博物館にて

2022年05月10日 | 日記・エッセイ・コラム

GW中のある1日...。東京国立博物館を訪れました...。これまた弾丸ツアーで、目的の場所一か所
を拝観しすぐに戻るというものでしたが...。目的は“空也上人と六波羅蜜寺展”...。わずか1時間
ほどの東京滞在でありましたが、数年ぶりの東京博物館を堪能致しました....。

空也上人像...。歴史の教科書には必ずと言って良いほど掲載してありますあの像であります。
今年は空也上人・没後1050年にあたり、空也上人が活躍された時代(平安中期)も疫病が
まん延し、人々の心が荒んだ時代...。人々の心の安寧を願い一心に南無阿弥陀仏と唱え続ける...。

六波羅という地は、鳥辺野と呼ばれ亡くなった人を送る葬送地であったようです。自然、信仰の
地となり、空也上人がこの世とあの世の境界線であるこの地に、六波羅蜜寺を建立。あのお姿で
南無阿弥陀仏...と。口から噴き出しているのは六体の小仏...。南無阿弥陀仏の六文字であります。

空也上人像...。天才仏師・運慶の子、康勝(こうしょう)作。国の重要文化財に指定されており
ます。薬師如来、四天王像、平清盛像...等々、多数の展示物ありましたが、どれも物凄い迫力で
今にも動き出すのではないかと...。GWのささやかな一時...、心の洗濯でありました...。






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