銚子・角巳之・三代目

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出漁出来ず...。

2020年09月02日 | 日記・エッセイ・コラム

昨日、銚子近海の底引き船の解禁であり、小底の船頭さん、午前5時に出漁と張り切っておりましたが...。
小底(写真上:黄色い船)も、沖底(写真真ん中:白い船)も停泊中...。沖合を眺めたら(写真:下)、
御覧のような様子でありました。ということで、残念ながら解禁初日は時化のため出漁出来ず...。

自然相手のこととはいえ、小底3ケ月、沖底2ケ月の禁漁明け。さあ行くぞ...と張り切っていた矢先
に時化...。一昨日までの猛暑ながら、海上べた凪(無風)状態から一転、突然のように涼しくなり、
海上は靄(もや)。自然のことに一喜一憂しても仕方ないとは言いながら...。漁業の現場、過酷です。

靄(もや)とか、霧(きり)...。海上に霞(かすみ)が掛かって...なんて表現、何気なく使っており
ますが、靄(もや)は海上で見渡せる距離が1km以上、10km未満で、霧(きり)は1km未満。
海上で500m未満の場合、濃霧といい、霞(かすみ)と言う表現は気象用語ではないようです。

日本語表現は非常に繊細で、時に情緒を含む場合もありますが、海の安全の場合は一切の情緒を排して。
写真の状態は靄(もや)レベルのようですが、この場所・海の日本三大難所に数えられる川口付近...。
吸い込まれそうな恐ろしさを感じます...。天候回復すれば出漁とのこと。解禁後初水揚げ楽しみに。






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