銚子・角巳之・三代目

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小ダルマ....。

2009年12月28日 | インポート

006 002_2 銚子に戻ってから早くも5回目の年末....。故あって年末は近海の生マグロを数本セリで購入させて頂いております。対象はバチマグロと言われる赤身がモッチリとしたあのヤツ(詳細はバックナンバー銚子の魚参照)まあバチと言っても、私が対象としているのは、バチの子供。銚子で“小ダルマ”と言われているヤツで、重量はせいぜい15㎏くらいのもの。マグロの目利きなど全く分からない私でありますが、例年、浜の大先輩方に手取り足取り指導を受け、今年は4回目の入札で対象商品をゲット。所要時間は3時間以上掛かったでしょうか....。だいたい例年これくらいの回数と時間であります。どうしても競り落したいけれど、あまりに高額では採算が合わない。マグロ専門の方々にとって、普段来ないような私など、迷惑以外の何ものでもないでしょうが、それでもいろいろ教えを。マグロの入札5年目にして、漸く隙間の一端に居場所を得たような気分です。それにしても寒い・寒い・寒い....。入札してから開札までとにかく待つ・待つ。待つ....。1回目ダメでした....、2回目ダメでした....。3回目....だんだん焦ってきて、4回目.....。とにかく金魚の何とかのように大先輩の後にくっ付いて....。この銚子第一漁港は北側に面していて、猛烈な北風が遮るものなく容赦なく襲い掛かって参ります。とにかく寒いので、訳もなく市場内を歩き回っておりました....。冬でも半袖で作業している私....。お前は季節感がない。とよく言われているのですが、早朝の第一漁港の寒さはいつもの第三漁港(北側は塞がれ東側に面しています)比べ格別の寒さでありました。私など年に数回。しかも数時間程度のことでありますが、専門の方々は早朝から年末などはそれこそ入札終了の夕方まで....。それでも、これらを獲ってきた漁師さん(別名:特攻隊)に比べればね...と言われれば一同言葉がありませんでした。年末・年始のマグロはそれらに関わった方々へ思いを馳せ、心して食え.....、と。言うことであります。食べ物すべて、年末に限ったことではありませんが....。


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