銚子・角巳之・三代目

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今年も白鳥!

2019年12月24日 | 日記・エッセイ・コラム

今年もいつもの場所(東庄:夏目の堰)にて白鳥見つけました...。写真が下手で全体像が伝わり難いかと
思いますが、水面...、悉く鳥、鳥、鳥...。白鳥にカモ、バン...。この地が鳥獣保護区、その中でも最も
規制の厳しい特別保護区であることがその理由かと思います。

先般、野生の鴨料理、掲載しましたが、この地、狩猟はおろか、生物の生育環境を阻むすべての活動
(周辺の開発等々)禁止...。この付近、神話の世界に繋がる逸話の非常に多いところです。この地を治め
ていた猿田彦(猿田神社)が、国を分ける(銚子の周辺の海上、匝瑳、香取)のに大きな椿の木を植えた。

そこに邪悪な魔物が棲み付き、良からぬことをし始める。猿田彦は近隣・香取、鹿島両神宮の助力を得て
魔物を退治。魔物が去る時に椿の木は根っこから抜けて、その地は広大な海(湖)となった...。
時代が進んで江戸時代。急激に増加する江戸の人口を養うために、この椿の海は干拓され、干潟八万石
と呼ばれる豊かな田園となった...。

この夏目の堰は、干拓時代にその灌漑用水(ため池)として整備された、その名残と聞いております。
食糧生産のみならず、利根川水系(下流域)の氾濫防止、その他様々な機能を有し、まさに農業の多面的
機能を証明する場所。最近は白鳥飛来地の名所として...。風景だけでも訪れる価値ありますが、歴史に
想いを馳せると、また味わい深いものです。

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