銚子・角巳之・三代目

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多古町にて②

2024年04月20日 | 日記・エッセイ・コラム

多古町はかつて海底であったというミネラル分を多く含んだ土壌や栗山川の恵みで千葉県における
お米の一大産地であると同時に、大和芋の生産も県内トップクラス。栽培に適した環境と地域の
皆さんの連綿不断の努力の賜物...と思います。銚子とも色々な意味で交流は深いです。

私の祖父は大正年間、小田原に蒲鉾職人になるための修行に行ったと聞かされております。ネット
情報等も全くない時代、単身小田原に行った行動力に驚きますが、小田原にてハンペンの製法を
学んでいたそうです。ハンペンは海の恵み(魚)と、山の恵み(大和芋)が出会った産物...。

小田原でそれを見て修行を終えて銚子に戻り、多古町の大和芋と出会う...。基本的にハンペン原料
は銚子で揚がるサメ...。このサメが大和芋と出会い、昭和初期から銚子はこのハンペン製造が非常
に盛んだったようです。未利用魚だ、何だかんだと昨今言われますが、足元(歴史)に答えです。

部分で考えると行き詰まってしうことも、全体図を描いたり、周辺に目を向けたり、その繋がりを
想ったりすると...これは!ということ多々あるかと。商品だけでなく、人々の心の拠り所(信仰)も。
多古町は神社・仏閣が非常に多いところ...。そして再び、日本寺に辿り着きました...。(続きは次回に)

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