銚子・角巳之・三代目

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422・市町村消滅②

2007年03月24日 | インポート

100_1270 孤独死の問題を何故書いたかと言えば、銚子生活丸二年の間に、私の住んでいる地域(小学校の学区)で独居老人の孤独死が5名も出た事が一因。これは過疎地特有の問題なのかと思っていたら、報道や東京の友人から高島平、戸山ハイツの問題を聞きました。折りしも、維新の立役者に付いて話していたところであり、辞世の句などに思いを致すとき、この孤独死とは何なんだろうと思っています。評論家のような事を言うつもりはありませんし、いつもの如く、私は偉そうな事が言えた立場ではありませんが、人生一度きりの中で、その終焉が孤独。悲しい話です。所詮、人間は孤独なんだよと強がる方もおりますが....。話は飛んで...。銚子のある企業が募集広告を出した。1ケ月も経って反応はゼロだそうです。給料は東京の20%~30%安。ですが、肉体労働ではなく、商品の営業職です。仕事があれば銚子に帰りたい。2~3割給料が少なくても、物価水準を考えれば我慢せねば...。そういう話も聞きました。ただ反応が全く無い。肉体労働などいわゆる3K作業でも無いのに...。刺激の無さ、狭い街で色々な噂が飛び交う煩わしさ....。地方都市に住んでいれば誰しも感じる事。この事と、孤独死の問題を関連付けるつもりはありませんが、地方都市から人が離れていくのは、ただ仕事が無い。という短絡的な問題だけでは無いな。と感じております。誰しも年をとるし、東京ですら人口減、孤独死が社会問題化している昨今。彼岸を過ぎて一段と春らしさを感じる今日この頃、利根川に沈む夕陽を見ながらそんな事を考えておりました。


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1 コメント

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孤独死。なんとも悲しい限りです。私が全職の際も... (あざみ)
2007-03-26 22:33:45
孤独死。なんとも悲しい限りです。私が全職の際も何度か遭遇したことがあります。地域、ご近所のコミュニティというのが薄れてきた今、切実な問題だと思います。晩婚化で子供が減りまた仕事をして朝から夜遅くまで1日家を留守にする家庭が増えたことも原因の一つかと思います。前に学校の教室が余ってきたと言う報道を目にしました。空いた教室をご年配のかたに開放し地域のかたや子供とのコミュニティの場にしてはどうかと思ったことがあります。先人の知恵と言うのは貴重なものです。受け継がれるべきことも多く、なんと言っても人を敬うこと、思いやる気持ちなど肌で感じることができるのではと思ったことがあります。なかなか難しいことかもしれませんが素人の浅知恵です。
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