銚子・角巳之・三代目

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再び“前へ”

2008年01月03日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_2333_2 年末に掲載した“前へ”...。何故か自分向かって投げ掛けられている言葉のような気がします...。とにかく“前へ”。この3年間の活動は今、1㎝でも前に出るための基礎作りであったと。そう思える1年にしたいと思います。 4年間同じクラスだったラグビー部の同級生は、無名高出身ながら、4年生の時に紫紺のジャージを着て、国立で早稲田をやっつける。これだけを言い続け、実際そうなるべく物凄い猛練習をしておりました。練習時間だけでなく、ちょっとした空き時間にもトレーニング。ラグビーのことはそれこそ四六時中考え続ける...。タックルされても、かわしてはいけないのが当時の明大ラグビー。1㎝でも前に進むため、屈強な体、精神作りが不可欠。しかも彼はスクラム第一列。肩は盛り上がり、耳は潰れておりました...。小ざかしいプレーで敵をかわし、トライを挙げたところで、それはトライと認められない。ルール上は認められても(当然なんですが...)明治では認められない。何故なら“前へ”だから....。この信念は非常に重要だと思います。重戦車の一員として生きていこうと決めたならば、一度や二度のタックルで負傷している訳にはいかない。否、負傷したとしても戦列を離れる訳には行かない。国立の大舞台に立つ選手たちの日常を見て参りましたが、ここまでやるか?というほど準備に余念がありませんでした。見られている意識があるから、立ち振る舞いにも威厳が出る。80歳のおじいちゃん(大尊敬の意味を込めて)が杖をつきながら、グランドで指示を出す。かわすな。“前へ”だ...。屈強な選手達はその神の声に耳を澄まし、ただひたすら愚直に前へ進む...。現代人の生き様が問われている時代、自らの哲学を持ち、それを愚直に継続する清々しさ....。何故今ここにいるのか?を問いながら、明日から2008年の仕事始めを迎えます。


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