“ぬれせん”のこと...。

東京からお客様がお越しになる際、ささやかながらお土産をお渡ししております。地元の特産物を
と思うのですが、特に今の季節...、鮮魚などは持ち帰りの過程で劣化するかもしれないし、冷凍の
干物なども同じ。野菜も果物も同じで...さあどうするかと思うとこれになります“ぬれせん”...。

銚子市内では何社も製造しておりますし、（ぬれせん）発祥のお店や、味に定評ある別の会社も
あるのですが、どうしてもこれ（銚子電鉄）になる...こういう次第です。商品の優劣では全くなく
ある意味“話題性”...。この話題性と言うこと邪道と言う方もおりますが、お客様は喜ばれる訳で...。

TVはじめ各種媒体で盛んに取り上げられておりますので銚子電鉄の詳細は省略します。味に付い
ては好みもあるでしょうし、自虐ネタが嫌だという方もおられるでしょうが、反対にこれじゃなきゃ
という方が一定数いることも事実であります...。

地域特産品作りの考え方の一つ...。不特定多数１万人より、熱狂的なファン１００人のために...。
これは数々の経験上正しいと思っております。ロットが小さいので割高になることは否めませんが、
それを遥かに上回る、熱狂的なファンに刺さる何か...。この“何か”...非常に重要と思っております。