先週の日曜日、銚子市長選・市議会補欠選挙が終了しました...。選挙期間中は選挙カーが候補者
の名前や政策を連呼しており、過疎に加えてコロナの自粛中も相俟って、甚だ不埒な表現で恐縮
ですが、久しぶりに活気溢れた地域を見ました。反動から今、さながら宴の後のような雰囲気です。
都会の喧騒が嫌になり田舎暮らしを望む人。静かで退屈な毎日から脱したくて都会を目指す人...。
52年間生きて参りまして、少なからずその両方の感覚を体感してきた者(私)としては、これ
また陳腐な表現で恐縮ですが、どちらも正解。どちらも良いものです。ただし主語に覚悟が必要...。
非礼を承知で言えば、選挙、特に地方選挙はさながら大きな宴会のようなもの...、なのかもしれま
せん。候補者に夢を託したり、その過程で陶酔感に浸ったり...。しかしながら宴はやがて終わり、
容赦なく現実に引き戻される...。酔った宴席での事..では済まされず...。これまた覚悟の領域かと。
選挙戦の翌日、海を眺めていましたら沖合に小さな船が波を被りながら疾走しておりました...。
巨大戦艦であろうと、小船であろうと海に出てしまえば条件は同じ...。巨大な船であっても操船・
判断間違えば沈む...。要は船の大小ではなく、船長・乗組員の覚悟の有無...。宴の後にて。