昨日、口蹄疫の話題でありました...。冒頭で使用した写真は何なのか?とご指摘がありまして、
ああ、いきなりあのお手紙では前後の脈絡がわからないな...と暫し反省。あのお手紙は、参協
味蕾豚を生産する、宮崎参協グループさん(宮崎・川南)事業再開の挨拶状...。
宮崎参協グループは、あの口蹄疫の直撃を受け、グループ内で1万7,000頭もの殺処分と、
非常に痛ましい経験の後に復活され、現在ではふるさと納税の返礼品等、非常に人気の高い
ブランド豚生産集団であります。詳細はカテゴリー:参協運動のバックナンバー参照下さい。
我が子同様に育てた豚を殺処分しなければいけない。これだけでも耐え難い事なのに、埋却
場所が見つからず、その間も生まれた子ブタで豚舎が溢れかえっている...。阿鼻叫喚(あび
きょうかん)という言葉がありますが、さながらそういう地獄絵であった...と。
現場でこの姿に接した代議士は、国会の場で涙ながらに窮状を訴え、現場を知らない方々は
その代議士に汚いヤジを飛ばし、せせら笑う...。今でも忘れない風景であります。様々な経験
を経て宮崎参協グループは復活し、コロナに負けず若い後継者たちが日夜生産に励んでおります。