銚子・角巳之・三代目

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カモメが...。

2011年11月13日 | 銚子のカモメ

Img_7178 先日、大雨の銚子漁協にてサンマの水揚げが行われておりました。で、トラックからポロポロと落ちたやつにカモメの大群が....。われ先にと体の大きさくらいあるサンマを丸呑みに..。千葉県の水産関係者の方とその一部始終を見ておりました。傍らの専門家に聞くと、基本的に何でも食べてしまいますからね~と。弱肉強食。体が大きいやつが独り占めしようとしているように見えるのですが、よくよく見ると、そこには何らかの秩序、はやり言葉の?長幼の序とでも申しましょうか、大きいのが小さいのに、配慮しているように(見える)光景も多々目撃できるわけであります。基本的に弱肉強食、生きるために食べる。力の強いやつが先に食べる....、しかしながら、その集団を維持していこうとする力が本能的に弱者を守ろうとしているのでしょうか。人間はカモメではなく、そこに感情とか、知恵とか、様々な要素が重なっているわけで、カモメのようにわれ先に、本能というより、話し合いで解決という選択肢もあるのですが....。これがなかなか....。知恵が悪知恵になって、ずるくなって....。本来自らが引き受けなければならない案件があって、自らが責任放棄すると他の誰かに大きな負担が行ってしまう...という状況の中で...。しめしめ....と。私自身もそういう経験多々あって、悪いな~と心で思いながら見て見ぬふり...。そして後々気分が悪くなって、自戒の念にさいなまれ....。あとは悪循環...。私に限らず、人間だれでもそういう経験あると思います。問題が降りかかってくるのは誰でも嫌なもので、世間ではそれを処世術などと呼んだりします。確かに一理あります。すべての人が横綱相撲が取れるわけではない...。ただ不思議なもので、いつしかそれが習慣になると、やった“フリ”だけが上手くなる。そしてそれが自らを貶める最大要因になって参ります。本日の朝刊にありました。必要なのは世界観と処世術...と。この世の中の仕組みはどうなっているのだろう(世界観)?と、その仕組みの中でどうやって動けばよいのだろう(処世術)...とTPP問題に関連してのものでありました。カモメの行動見ながら、その集団のなかに働くある種の秩序維持行動....。なぜか、目の前の人間世界とダブって見えている次第であります。


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