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風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

麦秋

2005-06-24 | 風屋日記
季節は梅雨入り前の初夏なのに・・・麦秋。
小麦畑は黄金色に風に揺れ、そこだけ見ると確かに秋の収穫時のよう。
「麦の秋」という日本語表現もいいなぁ・・・。

秋の収穫祭というわけではないが、
今夜は地元の神社の例大祭、前夜祭。
鎮守のお祭り・・・というよりも、いわゆる縁日。
この辺りでは「宵宮」というヤツだ。
以前書いたように、いつもの地域毎の奉納演芸大会は今年からなくなった。
代わりに子ども達の神楽を奉納し、若い人達がギターを弾いて歌う。
若くはないけど、不肖わたしたちオヤジも出ることになっている。
神楽でいつもお世話になっている地元の神様だ。
できることで精一杯お祭りしようと思う。

そして明日が本祭。
日中に祭の式を行い、夜6時からは奉納神楽だ。
我々の神楽団体にとっては年に一度のメインイベント。
まして今年は揃いの半纏も新調した。
いやが応にも気持ちは盛り上がる。
明日もまた精一杯の舞を奉納しよう。
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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
きれいです。 (tomo)
2005-06-24 11:21:22
何週間か前のウチの近所かと思いました(笑

霧にけぶっている感じもまたいいですね。



本当によく似ている風景です。

私が行ったのは4月で、まだ麦も見えませんでしたが、あの田園風景の空気感がよみがえります。



最近気分が沈みがちだったのですが風屋さんの

写真で少し和みました。ありがとう
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追記 (tomo)
2005-06-24 11:22:18
お祭り楽しんで下さいね♪

お神楽がんばってください。
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>tomoさん (風屋)
2005-06-24 12:56:06
4月というと桜もまだの頃ですか?

3月の雪解け時期から5月の新緑まで、

当地は本当にいい季節です。

初夏から短い夏が過ぎ、9月には熱気を孕んだ花巻祭。

刈り入れが終わり、収穫の感謝祭を迎える頃には

初雪の便りが聞かれます。

いい土地に住んでいると、つくづく実感します。

雪の季節もいいですよ。

今度は是非冬の最中においで下さいまし。



写真・・・今度はもっときれいに撮りますね。
返信する
東北の山河 (ルーア)
2005-06-24 14:42:14
おばんです。演奏楽しそうですね^^

黄金の麦畑ですか。いい写真です。

今夜の奉納神楽、神様も楽しみになさっておられるでしょうね。

今日の朝は太極拳のレッスンでした。師匠がご一緒に型を演じてくださったら、師匠から素晴らしい気が伝わってきました。気が受けられるように、ワタシが「開いてきた」のだそうです。この感じ、以前も体験したことがあったのは、それは、最高に楽しいときのバンドのセッションです。そして、プリディパノムヨンで三番叟のリハを見たときにも感じました(ワタシ密かに落涙しておりました)。

 ちょいと長くなってすみませんが、師匠から、「気」は自分の信じる何か(仏陀、神、そのほか何か、と師匠はのたまわれますが)からいただくことができる、といわれて、ワタシが目を閉じて感じたのは、故郷の山であり森であり湧き水であり、山中の静かな神社だったのです。なにもののおわしますかはわからねどかたじけなさに涙こぼるる、とはこのことかと感じましたね....上根子神楽にお会いできたのもの、東北の作ってくださったご縁だったのだな、と思いましたね。折よく、今晩は奉納なんですね。

 では、ワタクシからも感謝を、東北の神様たちにお送りします

 皆様方にどうぞよろしくお伝えくださいませ。

 ルーア
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自称、ファンクラブ会員№1番w (お色気)
2005-06-24 17:36:08
雨の心配無さそうですね。



野外コンサート、響きいいですな~。

どんな曲を選ばれたのでしょうか?!

神社なんでさだまさし系も似合いそうですね。

頑張ってくださ~い♪



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今日の部、終わりました (風屋)
2005-06-24 23:32:09
>rwwaさん

>なにもののおわしますかはわからねどかたじけなさに涙こぼるる

すごくこの感覚わかります。

神楽ももちろんですが、神社の森、深い山、透き通る清流など

色んな場所にそれを感じます。

犬の散歩中、西の山々を眺めては、漠然とした感動を味わい、

しばし呆然としていることもあります。

それらの圧倒的な存在に比べて、人の営みはなんとささやかなのでしょうね。



そういう思いを歌や舞に込められるようになりたいです。



>お色気さん

今日は何しろ全く段取りもできないままに流れたので、

時間が遅くなってしまい済みませんでした。

私達もまさかあんなに遅い時間になろうとは思ってませんでした。

お見せできなくて・・・もとい(笑)、お聴かせできなくて残念です。

もしよかったら明日の晩の神楽(18時より)や、

7月2日のフラニーカフェライブにおいで下さい。
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宵宮 (bert)
2005-06-25 00:02:40
思いがけず遅くなったおかげ?で仕事帰りの私が拝聴させていただきました。風屋さん、普段の声も素敵ですが、歌声もまた伸びがあり通る声ですばらしいと思いました!

明日の舞も思いがけず遅くなって?仕事帰りに少しでも拝見できることを望んでいます……がんばって下さい!
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>bertさん (風屋)
2005-06-25 00:11:49
お粗末でした(笑)

1回しか練習していなかったのでギターはボロボロ。

ギターに気を取られて歌もごまかし・・・。

もちろん「実は」なのですが、

ピアノのべんちゃんとベースのけいじがうまいので、

かなりごまかすことが出来たな-と思ってます。

神楽も歌も、間違いを気づかせないようにできて1人前かぁ!?(笑)



でも歌は好きだし、

今日も(うまく出来たかどうかは別として)すごく気持ち良かったです。

何人聴いていたかなんてのは、あまり関係ないものですね。
返信する
書き切れない (お色気)
2005-06-25 08:23:02
神社に、夕暮れから夜までいられる事態が感動でした。

徐々に変化して行く空、ライトアップされた舞台、杉の巨木、ピカピカの銅板屋根や、一番星の輝き    すべてが時間と共に変わっていきました。風屋さんが言われている様に自然界の神を感じました。



神楽囃子(?)と神輿の掛声、入り乱れてまさにお祭り騒ぎでしたね~。活気があってとっても良かったです。こちらまで元気を頂きました。



神楽権現舞でいろいろな物を飲み込ませましたよね?

その時、音が聞こえるのですが、中の人が出しているのですか?昔からあったのでしょうか?今の時代の道具で出している様に思ったのですが・・・・

それとも秘密?(笑



地元っこは自然と体が動いていますね。

3才位の子が真似して踊っていましたよ~。

後継者問題は無さそうですな(笑



御花の紹介も品があります。

東西東西~♪から始まるんですね~



まだまだ書きたいけど此の辺にします。

お誘いありがとうございました。

本当に楽しかったです。



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>お色気さん (風屋)
2005-06-25 22:57:41
雰囲気をご堪能いただけて何よりでした。

権現舞の音はヒ・ミ・ツ・・・なのですが(笑)

実はやはり道具を使って、カシラの人間が出している音

(権現さまの声)です。

どんな道具かは秘密にしておきますが、

すくなくとも現代のものではありません。

木を削って、ひとつひとつ私達で作っています。

この道具づくりも伝承のひとつです。



神社ってところは、神道に傾倒している人じゃなくても

地域社会のランドマークとして

すごく大事だし、いい場所だと思いますよ。
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