昭和な香りのする死語については
過去にもこんな記事やこんな記事を書いている。
またその後の記事では飲み会で出た
「逐電」「スカートめくり」「左党」「半ドン」という言葉を聞いて
ウケた話も書いている。
「昨今の男性草食化によってか否か
『送り狼』なんて言葉も聞かなくなったなぁ。
そのうち女子を指す言葉になったりして(笑)」
なーんていう自分の記事を読んで今も吹き出したり(^^;
で、今回はふと思いついて
ファッションにおける死語を思い出してみた。
移り変わる流行がファッションの基本(と言うより戦略?)だから
もちろんたくさんの死語が生まれているんだろうけど(笑)
少なくとも自分が興味を持って雑誌など買っていた
1970年代半ば〜1980年代半ばによく聞いた
懐かしい言葉をピックアップしてみようか。
●アイビー&プレッピー
言わずと知れたアメリカ東海岸のアイビースクールスタイル。
実際には1960年代始めぐらいまでの
お坊っちゃまたちのファッションスタイルだったらしいけれど
日本ではVAN JAC.によって爆発的に流行った。
本場アメリカではもうヒッピーカルチャーが台頭した
1970年にはもうあまり見なくなったファッションらしいけど
少なくとも私が大学生だった1980年始めまではしっかり残っていた。
B.D.シャツにコットンパンツ、コインローファーにネイビージャケット。
・・・というと、なんだ今もそんなに違和感はない。
パーカにジャケットわせたりするプレッピーも含めて
しっかり日本の文化に定着したのかな。
●ハマトラ、ニュートラ
横浜のトラディショナルや新しいトラディショナルみたいな意味。
トラディショナルは「伝統」と言う意味だから、
それに「ニュー」をつけるってのもどうかと思うけど(^^;
まぁ女子大生の7〜8割方はこのどちらかだった気がする。
雑誌JJ片手に、巻きスカートやペタンコ靴ばかりだったなぁ。
でも実はハマトラはまだ生きているらしい。
ミハマやキタムラが今も人気店との由。
●ヘビーデューティ
それまでUCLAを始めとしたマリン&スポーツ中心のファッションから
(トレーナー→スウェットシャツはこの頃出現)
いきなり流行り出した、いわゆるアウトドアファッションの波。
マウンテンパーカやダウンジャケットなどはこの時からメジャーになった。
LLビーンやモンベル、コロンビアなどのブランドも有名に。
間違って「ヘビービューティ」と言っている奴もいた。
どんだけ美しいのか(笑)
●ベルボトム
裾が広がったジーンズ。
猫も杓子もパンツ(当時はズボン)の裾をヒラヒラさせていた。
でも本当の定義はただ裾広がりだけではなく
お尻から膝まではぴったりしていなければならなかったらしい。
うむ、確かにかぐや姫当時の伊勢正三さんはそんなジーンズ履いていた(笑)
●パンタロン
これまた裾広がりのパンツのこと。
でもベルボトムとは違い、ジーンズではないパンツを指したような気がするし
お尻から膝までぴったりというシルエットでもなかった。
あまり男性用のパンツはパンタロンとは言わなかった気がするんだけど
思い返してみると、パンタロンの登場から女性のパンツ姿が定着したような。
それまでの「女性用スラックス」は腰の横ファスナーで
ちとダサいイメージがあった気がするんだ。
「女はスカート」という概念を根底から崩しさり
キリッとしたパンタロンスーツ姿のお姉様方はカッコよかった。
●マキシ
ドレープがついた足首までの長いスカート。
それまでのミニスカートからマキシブームとなり
世の男性諸氏はがっかりしたとかしなかったとか(推測)。
でもヒッピームーブメントにも寄与していて
サイケデリック(これも死語)柄のマキシはカッコよかったよ。
●サーファー
サーフンするひとは今もそう呼ばれるけど、
死語なのはそれっぽいファッション。
あのころのサーファールック(ルックも死語?)の人たちの
一体どれぐらいの人たちが本当にサーフィンしていたんだろう。
ところでサーファーとは違うけれど
1980年ごろの若い男性に大流行りだった片岡義男の小説は
ファッションにも大きな影響を及ぼした。
ちょっとサーファーに近いけれど
白無地Tシャツの半袖をタバコの箱挟んで折り返し、
履き古したブルージーンズにカウボーイブーツ。
もちろんジーンズのポケットにはジッポのライターが入っている。
大型バイクやピックアップトラックに乗っていれば完璧だ。
ピックアップトラックの荷台にサーフボードを載せる。
●昔流行ったブランド
Fruit Of The Loom、VAN JAC.、BOAT HOUSE
私と同世代なら知らない人がいない、当時の有名ブランド。
でもリンクを見てもらえればわかるけど
今もちゃんと存在している。
ユ◯クロやし◯むらなどに慣れた目で見ると(笑)
どれもお値段がひと桁違うような気がするけど
みんなそれなりに品質が良い。
(BOAT HOUSEに行ったけど、欲しいと思ったよ)
そして今でもブランドイメージは生きているんじゃないかな?
実は「このブランドは今も生きてるよ」と言いたい記事でした(笑)
過去にもこんな記事やこんな記事を書いている。
またその後の記事では飲み会で出た
「逐電」「スカートめくり」「左党」「半ドン」という言葉を聞いて
ウケた話も書いている。
「昨今の男性草食化によってか否か
『送り狼』なんて言葉も聞かなくなったなぁ。
そのうち女子を指す言葉になったりして(笑)」
なーんていう自分の記事を読んで今も吹き出したり(^^;
で、今回はふと思いついて
ファッションにおける死語を思い出してみた。
移り変わる流行がファッションの基本(と言うより戦略?)だから
もちろんたくさんの死語が生まれているんだろうけど(笑)
少なくとも自分が興味を持って雑誌など買っていた
1970年代半ば〜1980年代半ばによく聞いた
懐かしい言葉をピックアップしてみようか。
●アイビー&プレッピー
言わずと知れたアメリカ東海岸のアイビースクールスタイル。
実際には1960年代始めぐらいまでの
お坊っちゃまたちのファッションスタイルだったらしいけれど
日本ではVAN JAC.によって爆発的に流行った。
本場アメリカではもうヒッピーカルチャーが台頭した
1970年にはもうあまり見なくなったファッションらしいけど
少なくとも私が大学生だった1980年始めまではしっかり残っていた。
B.D.シャツにコットンパンツ、コインローファーにネイビージャケット。
・・・というと、なんだ今もそんなに違和感はない。
パーカにジャケットわせたりするプレッピーも含めて
しっかり日本の文化に定着したのかな。
●ハマトラ、ニュートラ
横浜のトラディショナルや新しいトラディショナルみたいな意味。
トラディショナルは「伝統」と言う意味だから、
それに「ニュー」をつけるってのもどうかと思うけど(^^;
まぁ女子大生の7〜8割方はこのどちらかだった気がする。
雑誌JJ片手に、巻きスカートやペタンコ靴ばかりだったなぁ。
でも実はハマトラはまだ生きているらしい。
ミハマやキタムラが今も人気店との由。
●ヘビーデューティ
それまでUCLAを始めとしたマリン&スポーツ中心のファッションから
(トレーナー→スウェットシャツはこの頃出現)
いきなり流行り出した、いわゆるアウトドアファッションの波。
マウンテンパーカやダウンジャケットなどはこの時からメジャーになった。
LLビーンやモンベル、コロンビアなどのブランドも有名に。
間違って「ヘビービューティ」と言っている奴もいた。
どんだけ美しいのか(笑)
●ベルボトム
裾が広がったジーンズ。
猫も杓子もパンツ(当時はズボン)の裾をヒラヒラさせていた。
でも本当の定義はただ裾広がりだけではなく
お尻から膝まではぴったりしていなければならなかったらしい。
うむ、確かにかぐや姫当時の伊勢正三さんはそんなジーンズ履いていた(笑)
●パンタロン
これまた裾広がりのパンツのこと。
でもベルボトムとは違い、ジーンズではないパンツを指したような気がするし
お尻から膝までぴったりというシルエットでもなかった。
あまり男性用のパンツはパンタロンとは言わなかった気がするんだけど
思い返してみると、パンタロンの登場から女性のパンツ姿が定着したような。
それまでの「女性用スラックス」は腰の横ファスナーで
ちとダサいイメージがあった気がするんだ。
「女はスカート」という概念を根底から崩しさり
キリッとしたパンタロンスーツ姿のお姉様方はカッコよかった。
●マキシ
ドレープがついた足首までの長いスカート。
それまでのミニスカートからマキシブームとなり
世の男性諸氏はがっかりしたとかしなかったとか(推測)。
でもヒッピームーブメントにも寄与していて
サイケデリック(これも死語)柄のマキシはカッコよかったよ。
●サーファー
サーフンするひとは今もそう呼ばれるけど、
死語なのはそれっぽいファッション。
あのころのサーファールック(ルックも死語?)の人たちの
一体どれぐらいの人たちが本当にサーフィンしていたんだろう。
ところでサーファーとは違うけれど
1980年ごろの若い男性に大流行りだった片岡義男の小説は
ファッションにも大きな影響を及ぼした。
ちょっとサーファーに近いけれど
白無地Tシャツの半袖をタバコの箱挟んで折り返し、
履き古したブルージーンズにカウボーイブーツ。
もちろんジーンズのポケットにはジッポのライターが入っている。
大型バイクやピックアップトラックに乗っていれば完璧だ。
ピックアップトラックの荷台にサーフボードを載せる。
●昔流行ったブランド
Fruit Of The Loom、VAN JAC.、BOAT HOUSE
私と同世代なら知らない人がいない、当時の有名ブランド。
でもリンクを見てもらえればわかるけど
今もちゃんと存在している。
ユ◯クロやし◯むらなどに慣れた目で見ると(笑)
どれもお値段がひと桁違うような気がするけど
みんなそれなりに品質が良い。
(BOAT HOUSEに行ったけど、欲しいと思ったよ)
そして今でもブランドイメージは生きているんじゃないかな?
実は「このブランドは今も生きてるよ」と言いたい記事でした(笑)