風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

大学で学ぶこと

2024-04-13 | 文化

私の大学受験時、
行きたかったのは日本大学芸術学部の文芸科か
早稲田大学第二文学部の文芸科。
「そんなところに行って何になる気だ」と父に言われ
結局受験すらさせてもらえなかったのだが
当時もの書きになろうと思っていた私が考えていたのは
日大は芸術学部に集まるクリエーターの卵たちに
刺激を受けつつ自らも学びたかったのと
早稲田では夜間部に通いつつ
どこかの出版社のアルバイトに潜り込んで
編集などを実践で学びたかったから。
何よりも、専門で文芸そのものを学びたかった。
残念ながら、教員になることを望む両親の意向のもと
折衷案で国語か教員免許が取れる(そして教員輩出実績ある)
国立と私立数校を受けることとなり
『浪人して来年こそ行きたいところへ」
という希望も虚しく2校に「合格してしまい」、
心ならずもそのうち1校に入学することとなった。
入学直後、カリキュラムを見てがっかりしたことを思い出す。
国文学コースは重箱の隅つつき大会に思えたので
途中から国語学コースへ。
それなりに面白かったのは、もともと言語学や社会学的なものに
興味があったからだっだのだろうと思う。

ところで、ちょっと気になって
母校の国文科の現在のカリキュラムをHPで覗いてみた。
面白そうだなぁ。
こんなカリキュラムだったらがっかりすることも無かった。
今高校生だったら積極的に志望校にするのになぁ。
受験の仕方も含め、今の学生が羨ましいなぁ。
ここは通教もあるので、今からでも学ぼうと思えば学べるが
すでにこういう仕事でメシを食っている立場で
今さら1から学ぶってのもどうなのかと思ってしまう。
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