風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

朝日に思う

2006-10-30 | 風屋日記
今朝6時の朝日。
夜明けがきれいに見えるということは
その分冬が近付いているということだよねぇ。

昨日の朝9時、
長男から「いま成田に着いた」とメールあり。
東南アジアを中心とした国際教育支援NGOである
シャンティ国際ボランティア会(SVA)が開催した
「アジア子ども文化祭(ACCF)」のボランティアスタッフとして
1週間カンボジアに滞在して帰国したのだ。
最初の4日間は海辺のシハヌークヴィルで交流キャンプ。
残りの3日間はプノンペンでのACCF本番。
日本から参加した埼玉の子供達に付き添い、
カンボジアの大学生を中心としたボランティアスタッフ達や
各国から参加のスタッフの方々と交流して
とても楽しい時間を過ごしてきたらしい。

3年前、私たち上根子神楽がACCFに参加した時、
私が仲良くなったベトナムチームのスタッフだったダンさんも
今回ACCFに来ていて、メールアドレスを聞いてきたらしいし、
英語はもちろんのこと、独学で勉強していったクメール語も
それなりに通じたみたいで、
新しく友達になったカンボジアのスタッフに
今度クメール語で手紙を書くと言っていた。
日本を発つ直前まで準備に追われ
ほとんど睡眠時間を持てずに飛び立ったせいか、
向こうで多少体調を崩したらしいが、
帰って来れば一人暮らしの気楽さ、
食べたい時に食べ、寝たい時に寝て、
若さがすぐに直してくれることだろう。

何よりもあの子ども達の笑顔と、感動の涙が
多少の体調の悪さや疲れを吹き飛ばしてくれる。
文化の交流、人と人との交流、夢、希望・・・
言葉だけ、理屈だけでは理解できないあの瞬間が
うちの長男をはじめとした若い人達を育てるのだと思う。
国は違っても同じ朝日を見、同じ月を愛でていることを
実際に体験して知ることが重要だ。
いい勉強をしてきた。
1週間講義を休んで行ってもおつりが来るぐらい
たくさんのものを身につけ、体験してきたことと思う。
さっそく来年のバンコクでのACCFにも
またボランティアスタッフとして行きたいとのこと。
たくさん仲間を連れて行けばいいさ。
お金なら借りてでも何とかしてやろう。

・・・ってか、私も行きたい(^^;
コメント
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