12月20日(日)午前9時過ぎ~、北本自然観察公園散歩で出会った野鳥の備忘録。
湿地や池を挟んだ南側の林縁の園路を歩いていると、鳥見屋さんを含む5~6人が林の中を見ていた。皆の目線は木の上ではなく、林の中の低木の枝のようだ。私も探してみるが、枝葉も多くまったく分からない。長居は無用と先に行こうとした時に動くヤツがいた。それでも暗くて分からない。レンズをズームにして見たら青っぽい。これはルリビタキではないかー。
◆ルリビタキ(瑠璃鶲)は、スズメ目ヒタキ科ルリビタキ属。全長14センチ強。四国以北の高山の林で繁殖し、秋冬は暖地や低地でも見られる。名前のとおり青くなるのはオスの成鳥で、幼鳥やメスは尾だけがわずかに青。
暗いしボケているけど、唯一撮れたのはこれだけ。記録したのも日記でとりあげるのも初めてだ。
◆ジョウビタキは、ツグミ科ジョウビタキ属。渡り鳥(冬鳥)。全長15センチ前後(スズメよりやや小さい)。翼に白斑がある。雌雄で色合いが異なり、オスは頭が銀白色、顔は黒色、腹は赤茶色。メスは体が灰色味のある茶色。
当園では、よく見かけるジョウビタキのメス。この日も2ヶ所で見た。
渋めの色柄のメスの後ろ側。
別の場所でメスの正面側。そこから飛んで、
真上にとまったお尻側。下から見ると丸い感が増す。陽に透けて足・指が赤っぽい。
◆コゲラ(小啄木鳥)は、キツツキ目キツツキ科アカゲラ属。留鳥。日本に生育するキツツキとしては最も小さい。全長15センチほど。羽色での雌雄の区別は難しい。
北側の園路で、上の方からつつく音がした。探してみると(これも、当園ではよく見る)コゲラだった。常緑樹の中なので、なかなか見やすい場所に移動してくれないのが残念。(仮に、現れても直ぐには対応できないけどね・・・。)
◆ヤマガラ(山雀)は、スズメ目シジュウカラ科ヤマガラ属。留鳥。全長14センチ前後。その昔、おみくじを引かせる芸をしていたほど、学習能力は高いらしい。
木道先の林間でカップルが上を見ていた。見ると何かがアチコチ動いていた。たまたま、樹の穴に頭を突っ込んでいる画が撮れた。ヤマガラだと思う。ヤマガラは、コゲラがあけた穴や小さな樹洞などに巣をつくるらしいので、巣なのかもしれない。でも幹が細いから、餌を求めてのことか。
◆シジュウカラ(四十雀)は、スズメ目シジュウカラ科シジュウカラ属。留鳥。全長15センチ前後。北日本に多く、西日本には少ないという。
湿地のヨシは、ボランティアの方によってほとんどが刈られていたが、倒れたヨシにシジュウカラが挑んでいた。横になったヨシにとまって嘴で挟むことを何度もしていた。見ている限りでは、目的を達していないようだ。↓ズーム&トリミング
『高尾の池』は氷が張っていた。いつものカモさん達はいない。対岸の方に動いているのがいた。
◆セグロセキレイ(背黒鶺鴒)は、スズメ目セキレイ科セキレイ属。留鳥または漂鳥。全長20センチほど。雌雄ほぼ同色だが、雌は背中が雄に比べると灰色みがかっている。
日本周辺地域でも見られるようだが、日本の固有種としても扱われるらしい。
池には来たものの・・・、という独り言が聞こえるような感じで歩いていた。
メダカのT字路あたりでジョウビタキを見て、再び池の方に戻る時にアオサギが飛来してきた。
◆アオサギ(青鷺)は、ペリカン目サギ科アオサギ属。本州では留鳥。全長90センチ~1メートル弱。日本で繁殖するサギの仲間では最大。飛行姿の長い首はZ字型。
ココじゃなかったか・・・、と思いながらも、薄い氷なら何とかなるかも・・・という感じ。ゆっくりした歩みで池を見ていた。
さすがにルリビタキだけは撮影したことがあり
ません。まったく図鑑だけの鳥ですね。
羨ましい機会をものにされていますね。
さて、今年もいよいよ今日と明日のみ。
御厚情に感謝です。来る年もよろしくお願いし
ます。
居間から外を眺めていると、冬は庭の木々が葉を落としているので、つがいなどがやってくると、結構よく見えるのです。
シジュウカラ、メジロなどは常連さんです。
ハクセキレイは根岸森林公園で毎日のように見かけますが、セグロセキレイは来ません。
コゲラは木を突く音で見上げて見つけることが多いです。アオサギは、サギの仲間の中では見かける回数が多いです。
あと、アオジさんはどうしているかしら。
アオサギさんもいつも歩道からよく見えました。
カモさんも来ているのでしょうね。
このアオサギさんは、氷の上に立っているのですか?
歩いてもいるのですね。足の曲がり方がもどかしい感じで面白いです。
とはいえ記録できたのでラッキーです。
帰省しないと年末年始の雰囲気が今一つです。
(メスは地味なのに、どう思っているのやら。)
庭にたくさんの野鳥が訪れるのですか~良いですね~。
私が一番よく見るのはシジュウカラかな。
池は全面氷っていました。アオサギさんの定位置でしたが、氷の上で残念でした~。