2月28日(日)、国営武蔵丘陵森林公園へ行ってきた。梅林や椿園、野草コースでは早春の花が咲いていた。これらは別の日記で徐々にとりあげるとして、野鳥も見られたので記録しておく。
散歩したのは、南口から梅林~野草コース~椿園~西田沼~南口。
初めての椿園は南北に細長く、北側からだと斜面を下りることになる。その中腹の西側に動くものが見えた。けっこう遠いが、スズメのサイズではなく、キジバトに近い大きめな感じで目の端で捉えることができた。後で調べたところ「トラツグミ」のようだ。地面に降り立ち動いている。樹の幹の間で姿を現した時に何回か記録した。
トラツグミ(虎鶫)は、ツグミ科トラツグミ属の野鳥で、全長30センチほど。漂鳥(または留鳥)で、本州~九州の山地で繁殖し、積雪のある地方のものは暖地へ移動する。黄褐色の地色に黒いうろこ状の斑があり、落ち葉に馴染む。
遠いのでコンデジのズームが頑張ったものの、画はさらにトリミングし影の調整もしている。
結局、日の当たる姿は記録できなかった。
トラツグミは、レッドデータの埼玉県のカテゴリーでは準絶滅危惧種。
椿園の斜面を下りきると開いた平地になった。右の方に「とんぼ池」という案内があったので行ってみようとすると、青い小型の鳥がスーッと飛んで離れた枝にとまった。枝がじゃまで良く見えない。すぐにまた飛んで行った。
撮れたのは一枚のボケボケのみ。どうやらルリビタキのオスのようだ。
ルリビタキ(瑠璃鶲)は、ヒタキ科ルリビタキ属の野鳥で、全長14~15センチ。漂鳥で、冬は主として関東地方よりも南の地方の山地か、低い山地の林に移る。
和名由来の青い羽毛で覆われるのはオスの成鳥で、青く揃うには2年以上かかるようだ。幼鳥やメスの成鳥は緑褐色で、尾だけがわずかに青い。脇腹の黄色味は皆同じ。
西田沼の近くは広場のようになっていて、向こう側の木の枝や地面に野鳥が何匹かいた。複数種類いるのかもしれないが、遠いので私には分からない。
その後、一羽が沼の方に飛んでロープの杭にとまった。こっちも沼に向かって歩いていたので、今度はやや近い。
ピントの合った画をトリミング。尾は青く、眼の周りに白いアイリング。脇腹は少し黄色っぽい。これはルリビタキのメスではないかな。
南北に細長い西田沼。一番北側から南側を臨む。
今回、植物でも初めましてがあった。野草コースのセツブンソウや西田沼沿いの遊歩道ではミヤマウグイスカグラが咲いていた。もちろん、梅や椿の多数の品種もある。
ついでに、ウメ。メメメメ、メジロ。しりとりつながり。
でも、冬は野鳥が見られる機会が多いですね。
勉強させていただきました。
トラツグミ(虎鶫)は、見たことがありません。
ルリビタキは、見たことがあるかもしれません。
梅にメジロは、お似合いですね。美味しそうに蜜を吸っていますね。
>同じ鳥?
枝や地面に何匹かいて、たまたま撮れたのが一枚目。複数種類いたのかもしれません。その後、何匹かの内の1羽が沼の方に飛んで行きました。なので、同じ個体でない確率の方が大です。(本文が分かり難いので一部修正しました。)
☆確認ありがとうございます。また、お願いします~。
ルリビタキのに出会うのも少ないです。野鳥を見ている方は、じ~っと待っている方が多いですが、それはできないです~。小型の野鳥は遠くにいると何やら分かりません。
個人的には嬉しい限りです‼️
トラツグミ良いですね、私も今年まだ一回しか見てません。
ルリビタキ♂はもう少し間近で見たかったですね。
3種目ですが一枚目と2〜3枚目は同じ鳥?
一枚目だけだとルリビタキ♀には見えないけど2〜3枚目はルリビタキ♀ですね。ちょっとこの写真からだと脇のオレンジが見えづらいけど。
当方はトラツグミの実物を見たことが無いです。
図鑑で知るだけの鳥です。また、ルリビタキで
すけど、以前秋山郷でにた感じの小鳥の写真を
撮影して紹介したことがあるのですが、もしか
したらルリビタキじゃ無いかと思いつつ、確信
が得られぬままでした。いずれにせよ、いろん
な小鳥たちに出会いたいものです。