<つづき>
神田駅の前後約600mの区間は、新幹線の上にさらに高架を作り東北縦貫線を通すというのだが、「神田の環境を守る会」のサイトを拝見したら、「馬鹿なことをするな!」ということだ。
①そもそも・・・国鉄時代に「東北新幹線+東北縦貫線」の一体化計画があり、地元(神田)の強固な反対運動に合う。そのため、「東北縦貫線を廃止するので、新幹線を通して欲しい」との確認書を交わした。それなのに…、約束は反故にされた。
しかも新幹線建設当時に、もうすでに東北縦貫線建設が可能な基礎を建築していたというから…確信犯だ。
②高さ約30mの壁出現・・・景観が損なわれると共に海風が遮断され気温が上がる。
③大震災のリスク・・・重層化される線路のすぐ下は商店街、道路幅も狭い。大地震でも起これば、住民や通勤者への被害は計り知れない。
④世界の潮流は地下化!
ということから、東北縦貫線は地下にもぐれ!というわけだ。
地下化ができるのであれば、そうした方が良いのでしょうけど、出来難い理由があるのでしょうね。何とか納得できる内容に収まればよいのですが。
大規模な工事や再開発には、必ず地元の方が「被害」を受ける。でも、そこを利用するだけの人は、ともするとそのことを忘れそうになる。…気をつけよう。
ところで、2014年からの上野駅及びその周辺、どうなっちゃうのだろう?再開発は進まず、始発駅としての役割も無くなったら。
40年前、♪上野は俺らの心の駅だ~ったのにね。今や『あゝ上野駅』ではなく『あ~あ、上野駅』ですな~。 (…上野の地元の方には失礼しました。)
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